ゲーム+α日記(2008年5月)

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5/31(土)

 『ロストオデッセイ』落ち穂拾いということで、実績集めにつながるアイテム収集・スキル獲得作業を決行。
 3時間後、実績は一項目を残して全てが埋まりました。ああよくやった、本当に良くやった。思えば5月は丸ごとこれにかかりきりだった。お疲れさま。
 残りの一項目は「全ての宝箱からアイテムを取る」というようなものなのだけれど、それすなわち世界の全てを手中に収めんとする試み。そう企てて主人公たちに追いやられたこのゲームのボスのことを、我々は熟知しているはずです。
 そんな大それたことに取り組んではならないのだ。

 意外と短時間で片づけられた印象があります。
 実のところ、ここから作業! と気持ちに線を引いたとき、すでにサイドストーリーである「千年の夢」はあと一つ、そして最も苦労しそうな、世界中に計99個ちらばる小さなメダル系アイテム「木の実」は96個まで、それぞれ取得済みだったのでした。良くやった、としみじみ思える所以。
 さらに先人のデータを参照して己の節穴箇所を検証したところ、驚くほどすぐ、残る「木の実」の当たりを引けたことで、時間のコンコルド錯誤に陥らずに「良くやった」気分を記録の形に変えることができる、と確信した次第。
 一歩間違えれば、記憶の闇を探りながら、結局全ての発見ポイントを回るはめになったところ、そのような目に遭わずに済んだことを、何かに感謝すらしたい気持ちです。そして、その目に遭うだろうから全アイテムゲットはあきらめたのだった(←本音が出た)。
 まったく、ひとのやる気をこのように後押しする「実績」とは何ものなのか。そのゲーム単体から離れてXbox360ワールド全体へと関心がシフトする瞬間が、薄気味悪くも興味深い。


5/28(水)

 復帰だー。
 陸の孤島状態から通信環境が整って日常に戻るまで数日、ようやくいつもの気持ちになりました。
 今月はオフラインゲームに専念と定め、
『ロストオデッセイ』を選択。メインシナリオを終え、実績の落ち穂拾いを残す段階です。
 それにしても、こういうゲームがXbox360で出ていることに驚いた。

 感想を一言にまとめるなら、「もう『ファイナルファンタジー』って名乗っちゃえ」でした。
 特にシリーズのスーパーファミコンでのトリを飾った6作目、あの雰囲気をそのまま身にまとっている。世界のどこにでも行けるようになり、ストーリー上はボスが待ち構えているのだろうけれど、特に急かされるでもなく寄り道の探索も成長も可能という終盤の構成に、顕著な既視感を覚えました。
 ディスク4枚組のこのゲームで、これ以上ディスクを取り替えることのない4枚目のみでマップをくまなく巡れるとは、嬉しい裏のかかれ方です。

 感じたのは懐かしさだけではなく、戦闘ではターン制ながらもターンの枠を超えた行動があって戦略が広がり、タイミング合わせで追加攻撃がつくフィーチャーに一喜一憂し、数ある属性から弱点を探し当てたときの喜びを味わえる。
 スキルをどんどん覚えていき、組み合わせ次第ではラスボスを遙かに凌駕して強くなれ、さらにはそれに呼応したかのようにとても強い別のキャラも待っている。
 こういうのは決して悪くない、いやむしろ好きだ、と終始楽しめました。

 その一方では、今どきこれで時間稼ぎもないだろうという退屈パズルや、マップ資源の有効活用ときれいには片づけにくいお使いの数々も健在で、良くも悪くも日本の大作ロールプレイングゲームここにありという印象。
 いや、ここで自分が呼ぶ「大作」は主に『ファイナルファンタジー』シリーズの印象を引きずっているからこそそう感じるのだという方が正確か。『ファイナルファンタジー』は大作である、このゲームは『ファイナルファンタジー』っぽい、ゆえにこのゲームは大作である。

 全アイテム集めとかスキル集めとか、収集系の目標を自力で解くのには気が乗らないので、そろそろ情報解禁といきましょうか。
 主役たちと同等の通称「不死」の名を冠される地下の大物をやっつけた、ここが独力で遂げた到達点でした。110時間、我ながらよくやったと思いますよ。



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