ゲーム+α日記(2008年8月)

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8/31(日)

 よし! 『ギターヒーロー3』ハードモードクリアー!
 この達成感はまた格別です。

 ラスボスは滅多に演奏ミスはせず、こちらは頻繁に音符を逃す。完璧に弾けて当たり前という観点から見るなら、相手が強いというよりこちらの自滅が先に来る格好で、粘るものの毎回押し切られる情けなさが不甲斐なかった。とにかく練習練習。
 敵を攻撃するアイテムは、ある程度の長さを一度もミスせずに弾ききらなければならず、適当に流し演奏はできない、と、がちがちに最初からマスターしようとしていました。
 出だしからの非常な難しさと完璧主義の追求でもうくたくた。

 そこで、勝てないと知りながらも気分転換感覚でボスと何戦か交えてみたところ、どうやら序盤は予選みたいなもので、アイテムも出てこないし大失敗しない程度に抜けられればいいのではないかと思えてきた。
 さらには、アイテムを得るための「ある程度の長さ」がかなり短いことも分かり、アイテムが出る最初の演奏パートがそこまでは難しくないことも知り、ランダムに出てくるアイテムの中にはその一撃で勝負を決められるほど効果的なものもあって……
 これだけ材料が揃えば、光が見えました。ボス戦はこう、と決めつけていたのがいけなかった。ただ難しいのではなかったのだなあ。

 8月の終わりに宿題を片づけた気分。もっとも、人生に他のやるべき宿題を山ほど置いてきている気はします。
 たとえば、つい先日
Xbox360版『CLANNAD』が発売になりましたが、そのおおもとのPC版、の初回版、がプレイ待ちの列に並んでいるとか。
 いや、『東方妖々夢』だって出番が回ってきたのだし、いつ読み物ゲームにスイッチが入るか分かりません。無理せずその日を待つのがいい(←ゲームに失礼)。


8/28(木)

 短期間にぶっ続けに遊ぶと左腕全体が疲れるわ指にマメができるわで、自然と細く長くのプレイスタイルを求められる『ギターヒーロー3』ですが、めげずに挑んで現在ハードモードの課題曲残り1、そして最後のボス、という大詰めまで来ました。
 これまで何度かめげそうだった。

 3ボタン制のイージーモードに指3本を、4ボタン制のミディアムモードに指4本を割り当てて通過してきたところ、ハードモードで登場したのは5ボタンをフル活用する譜面。
 順当だとは思いながら、この1ボタンはとてつもなく大きな壁に感じました。割り当てられる指の数が足りない。補足のためには、左手指の位置を動かす必要がある!
 動かした方がより演奏っぽいこと、そもそも5つボタンがあるのだからハードとはいいながらこれこそが通常モード、そう言い聞かせて開始しましたが、最初の曲でいきなりダウン。
 譜面を見てその場で対応できるミディアムモードまでの温和なプレイに浸りながら、心地よく終了しようかとも思ったことは否定できません。

 しかし、練習してみて慣れてきて、それまでのように5つ星の好プレイはまるで期待できなくても、弾いてみればそれはやはり楽しいのでした。
 ボタンの間隔を感覚で当てて、たまに外して混乱もして、でも踏ん張って持ち直す。指遣いが厳しいところでは手のひらの力だけでなく、胸を反らしてギターコントローラーに手を預けて指を移す、なんていう体との連動もだんだん身についてくる。
 それら込みで、難しい曲に何とか食らいついているうちに生まれる演奏感がたまりません。

 何度か小さくつまずきながら最後のステージまではたどり着いて、そこでの課題の先頭の曲で求められた指捌きに絶望して、しかし練習と妥協の末に抜けることができて、これができたんだからと最後の曲に挑んで、中盤の難所も(練習の甲斐あって)突破、9割方進んだところで突然ボタンの把握が一つ分ずれてそのままお陀仏。
 「もうちょっとだったネ」(オールモスト・ガティット)なんて実績が解除されて束の間和むも、結局は悔しい。しかしここまで来たんだ、何とかなるさ!

 ところで、解除されない方がいい実績もあるのだと、他ならぬこの『ギターヒーロー3』から教わりました。具体的にはギターバトル(どちらがうまく演奏できるか、著名なギター人が挑んでくる突発的なイベント)を拒否することで解除される実績。
 確かに実績はロックされているものでしかなくて、外した方がいいとは誰も明言していない。そしてこの実績を解除してもスコアは全く増えない。
 これが解除されるような行為はロックの精神に反するのであり不名誉。なるほどなあ。そういう使い方もあるのだな。再びロックしたい気持ちで一杯です。


8/25(月)

 Xbox360が治って帰ってくるまでに買い置きのゲームを消化しようと延々悩んだあげく、ずいぶん昔の在庫からPC用弾幕シューティング『東方妖々夢』を選んで遊んでいたら、これが予想以上に難しく、タイトル選びの時間を惜しんで練習していればよいものをせいぜいイージークリア程度でもたついている間に、本体が修理の旅を終えて帰還。
 さっそく据え付けて再び主役の座を取り戻すも、きちんと遊ばれていない『東方妖々夢』の不満がとりついたか、似た感触のゲームをと『式神の城3』に取り組み始めました。

 最も易しいモードにしてもそう簡単にはクリアさせてくれないところも、ステージ間の掛け合いが置いてきぼり感満載なところも、かといって知らなければ即死の攻撃があるのではなくあくまで弾幕で押してきているところも、どうにも似ている二作だ。
 ただ、『式神の城3』にはわざわざどこでも買える店先に出陣してくるだけの覚悟があると踏んで、その差を価格差に読み替えて納得しています。
 激しい弾幕をそのまま反撃の手段にする救済キャラもいて、ゲームの難しさが一転する様子が爽快です。

 しかし、このゲームの織りなす物語が好きで、キャラどうしの会話を楽しみにする向きからは、シューティングが目の敵にされそうなのが心配だ。
 1人プレイでも10人の中から2人を選んでペアを組めて、そのそれぞれに違うデモがありそうなのだけれど、そしてそうだとすればそれは素晴らしい労力なのだけれど、ゴールまで全てを見るために毎回シューティングを遊ばなければならない、と捉えたら辛い。無限コンティニューさせてまでなんで遊ばせるのだろう、という気分も含まれた世界観なのか。
 どうしてそういう、ゲーム部分と逆向きの凝り方をするんだろう。ん、もしかして前作もそうだったのか?(本日全編に漂う今さら感がここでピークに)


8/18(月)

 判断する力が乏しいというか、流されやすいというか、確立した好みから外れているけれどじわじわと効いてきて気がつけば好きになっているものがあって、最近では『アイドルマスター ライブフォーユー!』の追加曲第2段であるところの「Do-Dai」がそれにあたります。
 あんまりに狙いすぎだろうとの第一印象から数ヶ月、徐々に体に染み渡っていったようす。以前の自分ならそのまま意地を張ったり、なかったことにして忘れてしまったりもしただろうけれど、もはや頑張る意義も見出せない昨今です。
 本体故障により踊りは見られないほか、どうせ聞くなら場所を選びたくない思いから、同曲が収められている『MASTER LIVE 03』を購入に及んだのでした。
 目当ての「Do-Dai」にはまず予定通りに満足して、誰がどのパートを担当しているのか聞き分けようとしているところですが(すぐ分からないあたり、プロデューサーではなくなり、CDもたまにしか買わないライトな1ファンならでは)、その後に控えていた、ゲームで使われた曲調をアレンジしたバージョンの撮り直し曲を耳にして、タイミングというのは大事なものだと改めて思いました。
 長い前置き終わり。

 ここで2曲続けて登場するのは、いずれもアイドルらしいかわいらしさのポップな原曲を、ロック調に演奏し直したもの。そして、ゲームの中では原曲そのままの歌い方で合わせられていたのが、このCDの中では歌声にも大胆な改変が施されています。
 これを聞いて、一月前の自分だったら、驚きと違和感で片づけていたことだろう。驚きに対しては直前のトラックで「驚かないで下さい」との警告があったから、そういうものだと了解はするけれど、違和感はぬぐえないままだったに違いない。
 ところが、このCDの前に、『ギターヒーロー3』との接触がありました。そして、一人プレイモードを通しプレイした過程で浴びた、40曲以上に渡るロックの権化たちの洗礼がもたらしたものは、「このCDでの歌い方は、演奏のアレンジに沿ったものである」という納得でした。

 原曲に対してこのアレンジがどうなのか、そこには根本的な疑問はある。
 しかし、一旦それを認めたなら、美希が絶叫し、亜美がだみ声を張り上げるこの歌い方には、この編曲に対応した結果であるとの解釈が生まれます。
 あるいはこうか。美希自身も原曲のイメージとあまりに異なるこの編曲には首を傾げるところがあり、なぜならそれに合わせるならこのような歌い方をもってすべきだと考えていたからで、そこへお祭り気分のアンコールライブという機会、どうせならやってしまえと、司会進行の小鳥さんと共謀して事に及んだ……
 そういう想像が脳内で正当化されるくらいには、原曲(歌詞)と曲調とを秤にかけて後者を尊重したこのトラックはきちんと作られていたと思えます。これはやけくその産物ではない。

 もちろん、その2曲に引き続いて流れる、本来なら元気な曲をやさしく激変させてしまったやよいも、歌い方の極端な改変を罪だというなら同罪だし、そうでないと思うなら「同様に」なんら問題なし。
 もっとも、上記3曲だったら圧倒的にやよい曲の再生回数が増えるのが、耳に優しいことの利点だとは言えましょう(←やよい時代に生きるものとして話半分に聞いた方がいい理由付け)。


8/12(火)

 修理のための回収業者に本体を引き渡し、Xbox360のない夜。
 これほど何のやる気も出ないのにびっくりしました。
 何かあるだろう、というより何だってあるだろう。Xbox360が来る1年ちょい前まで、どんなことをしていたんだ。思い出せません。それらは失われたかのようだ。
 呆れるくらい無気力で、PC立ち上げてネットにつないでぼーっとしていると、ゆっくりとながら着実に時間が過ぎていきます。
 ダメ人間になってしまったのだなあ。何もしないのが一番ダメだ。

 辛うじて起きていることとして、腹痛と発汗というのがありますが、随意で起こせるものじゃないしなあ(←もう寝てしまえ)。


8/9(土)

 時の経つのは早い。
 この一週間にも、当方を取り巻くゲーム環境はめまぐるしく変化しました。
 「結局『オレンジボックス』とは一時離別」
 「代わってというよりは予定外に
『Geometry Wars: Retro Evolved 2』が到来、続編ということで冷め気味だった熱意も再燃せざるを得ない多彩なモードで喜ぶ」
 「畳みかけるように、こちらは本来の予定にありながら発売元の諸事情によりここまで延びた『ギターヒーロー3』に取り組み、難易度ミディアムまでクリア。専用コントローラーの、特に右手でバーを弾く「演奏」っぽさが思った以上に面白くて夢中になるも、気がつけば左親指第一関節付近が真っ赤になっており、このゲームで初めてとなるギター型物体の持ち方に根本的誤りがあるのではないかと、痛みとともに悩み中」
 「とどめに、本体の電源スイッチ周り四分の三に赤いランプが点滅、起動不可」

 一つ一つが数日分の日記に十分なる出来事で、それを細かく書き付けようとしていたのが過去のこの日記だったはずなのだが、ゲームラッシュというのはこのように文字を奪うほど恐ろしい攻撃なのです。そしてそれは当分続く。
 といってもそれへの対応を考えなければならない最後の突発イベントであり、参ったなあもう。風聞からは歴代屈指の故障耐性の低さを誇る『トラスティベル』パックの手持ち本体のこととて、来るべきものがようやく来た感もあるものの、それで納得できるわけでもない。
 不幸中の幸いとしては、これから程なくしてしばらく留守にするため、Xbox360に触れない期間ができるということか。
 不在の間も生かしながら、無償修理でせいぜい丈夫に生まれ変わってもらおうか。これからの酷使のために。(田舎なために本体在庫が常にあるゲーム屋で別の本体をしばし物色したのはここだけの話)


8/2(土)

 ああ、これは天才の所行だと、その見せ方にいたく感心しながら、5本入りのお買い得パック『The Orange Box』所収の『ポータル』を遊んでいました。
 2ヶ所を空間的に短絡する輪っかを任意の壁・天井・床に貼り付け、輪っかも、それをくぐる主人公やオブジェも、位置を取っかえ引っかえしながら出口を目指す立体パズルゲームですが、何より輪っかを覗き込んだ向こう側の描写が、小説より奇なる真実といった趣ですばらしいのです。

 何しろ、自身の前後に輪っかを作っておくと、向こう側に自分の背中が見えるよ!
 背中だけでなくその周囲も、一つの景色の中に逆側から見た景色が埋め込まれるように映っていて、頭が混乱すること間違いなし。
 しかも、ただ混乱するだけであって、ゲームを進める上では支障にならないのが驚きです。侵入したら死ぬエリアはあっても、はまり込んで脱出不可能になることはない。
 床の輪っかに飛び込んで別の天井や壁から勢いよく飛び出すと、その勢いはキープされながら重力の方向が突然変わったりするわけですが、そのように大胆移動しても、手動でセーブデータのロードを促されるようなぶつ切りには出くわさない(死んだらやり直せばいいだけです)。
 失うものはなく、どんな物理的挑戦も怖がらずにできる。実験精神が尊ばれます。その点は研究施設が舞台のゲームということで、平仄が合っていると言えましょう。

 ただ、魔法のような空間ワープは楽しかったけれど、特に終盤に頻発した機銃群との対決はしんどかった。さんざん蜂の巣にされました。
 どうにか上級マップクリアまで頑張ったけれど、それで満腹になったのは、銃対策でむきになりすぎて疲れたのが理由の一つです。あとは、照準合わせがおぼつかない腕前ではタイムアタックなんか手が出ないなんて理由も(←そちらの方が圧倒的に大きくかつ不甲斐ない)。

 コンピュータのナビゲーター役、記号づくしの世界に潜む慕情(?)、後半がらりと変わる展開、見え隠れする背景設定など、ストーリー面での魅力も盛りだくさん。
 このゲームパックにまとまっている『ハーフライフ2』シリーズ(3本入り)とつながっているそうで、それには興味が湧くけれど、始めるにはちょっと気合いの要りそうなタイトルだけに、おいそれと手を出してよいか迷う。
 気合いで乗り切れるものだろうか、今月末までに?



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