ゲーム+α日記(2014年2月)

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2/26(水)

 『魔法使いと黒猫のウィズ』を、お金を払わずに、それより貴重な時間を注いで遊んでいますが、こういう課金ものだと、自分のプレイ経歴と重なるプレイヤーがほとんどいないのではないかと思えます。
 何万人がこれを遊んでいるのか分からないけれど、促されるままに配られた初期カードから始めて、システムを習って、序盤の強くないキャラも拾って育てて、ステージクリア記念のカードが勢力筆頭な状態というのを、どれほどの人が味わっているのか。
 その上で、今まさに閉じようとしている今月のイベント「ショコラフォレスト」を回顧すると、収益非貢献プレイヤーがこのイベントでどのように楽しく振る舞えたか、その予想外なほど重層的で面白い設計に感心するのですが、同様の経歴でこのイベントを過ごした人がどれほどいるのか分からない。
 プレイ時間により、お金のかけ方により、いろんな人が同じ瞬間に別の遊び方をしている。今まで遊んだことのないゲームの形です。

 ちょっとだけ具体的には、
 「5段階の難易度でステージが用意されている。下から2段階目で、このゲームの3すくみ要素の一つである炎の戦力を高める。しかしそのすぐ上の段階は水の敵が待っていて歯が立たなかった。仕方なく半泣きでコンティニュー連発し、ごり押しでここを抜ける。すると4段階目では、先に育てていた炎に弱い雷が待っていた。そのためどうにか戦えて、雷の戦力も補充できた。最後の5段階目では一周してまた炎が相手。これに勝つには水の戦力が必要で、それは3段階目におり、今なら4段階目で揃えた雷の力で押せる。こうして3段階目に舞い戻って水の戦力を拡充した上で、ついに5段階目に臨み、助っ人の力も得て、ときにはノーコンティニューで突破することもできるようになった」
という流れになります。全然具体的じゃないな。
 重要なのは、このような筋書きが描けて、それに沿うように戦略を立てて遊ぶことで、とてもかなわないと諦めかけていた敵にも勝てる、という攻略の要諦が、この手のゲームにも存在していたということなのです。
 ある意味、そういう遊び方ができたことが、最もこのゲームをよく遊んだ証なのではないか。

 今、自分がこのゲームに対して心がけているスタンスは、「無料という縛りでどこまで楽しく遊べるかを探るゲーム」というものです。
 本筋のクリアはもはや目的ではない。ときにはいらだたしくも感じるかも知れないけれど、最終的に振り返って楽しかったと思える遊び方をすること、そのようなあり方を探すことが自分の役割だと思えている。
 そういう方針でこのゲームの面白い一面を引き出そうとは、ひょっとしたら他に誰も試みていないかも知れない。であれば喜んで担当したいと思います。



2/17(月)

 『魔法使いと黒猫のウィズ』について、それなりに楽しんでいるのにどうしても素直な受け入れ表明に至れないのは、課金への誘いが強力に感じられるからでもあります。
 もとより無料のまま遊ばれて運営していけるはずもなく、どのように財布の紐を緩めるかは立派な企業努力と言えるけれど、その手法が北風と太陽の例えに当てはまらない。
 代金を払いたくなるモデルは、強引・自主的の2タイプが代表なのだとの思い込みがいかに狭い視野だったか、思い知らされています。

 具体的には、課金対象ながらストーリークリアなどでもちびちびもらえるアイテムがある程度集まり、手持ちの戦力に限界を感じていたところでもあったので、初めて一度くじ引きをしてみたところ、ルカというお菓子の子が出てきた。
 折しもバレンタインにちなんだイベント中であり、タイトル画面から直結するお知らせにも顔をのぞかせるキャラクターでもあった。使ってみれば大変な実力で、弱小球団たる我が軍のエースにたちまち台頭してくれる。
 こんな強力なのを記念に配っているのか、なかなかの太っ腹だと感心していました。
 ところがそれは思い違いで、このキャラも引き当て確率が設定されているものだった。それも、この期間内でしか出てこないからどんどんくじを使ってね、という目玉キャラだったのです。
 全員プレゼントくらいに思っていたのでまったく驚いた。それをたった1回で引いてきたのか、この指が!

 もちろんそれは勘違いで、このカードを取ってきたことに指はこれっぽっちも関与していない。Kindleもプログラムも、誰が画面を押したかなんて気にしちゃいない。
 くじを引いたらこんなすごい性能が手に入りますよ、という身を捨てての宣伝なのであり、損して得取れの精神の徹底ぶりに恐れをなしました。
 幸運が指に宿っているかのように錯覚させ、次なる幸運の果実を追い求めさせる、これは麻薬の投与であります。使っていくたびに、また成長を重ねるたびに、このキャラの力強さを実感する。これはくじに走りたくなる気持ちも分かります。
 誤算があったとすれば、この子があまりに強すぎることだっただろう。こんなものがそうそういるはずもなく当たるはずもない、それは容易に想像されることであり、この想像が連ガチャへの抑止力となってくれました。

 同じカードでも上位と下位があって、当方に身請けされたのは下位側だった。しかしプレイ開始から間もない身の上では上位カードだったら荷が重すぎて(コストが高すぎて)メンバーに加えることができなかった。
 カードと共に自身の最大コストも高めていく両輪成長作戦が好ましいあり方であって、「成長速度・進化素材出現率アップ」という直近のお祭りは、この方針にぴったりはまったのです。
 都合3回の「進化」に必要な素材も、確率アップ中につき首尾良く入手でき、足りない高級品はこれまた過不足なくイベントにて供給されました。
 かくして、お祭りの去った現在、めでたくルカ嬢は最終形態へと進化を果たし、それを受け入れられるだけのコスト枠も確保できた。後はこれを使ってストーリーをすいすい進めよう。折しも、これから始まるキャンペーンでは、ストーリー進行で消費するプレイ権が普段の半分になるとのことです。
 まったく都合がいい。できすぎています。ここに、1枚のカードよりずっとスケールの大きな罠の存在を警戒したとして、それをどうして不当だと言えましょうか。



2/15(土)

 以前からKindleストアにあったものの起動できなくて放っておいた課金タイプの無料クイズゲーム『魔法使いと黒猫のウィズ』が、いつの間にか遊べるようになっていたので、今月の初めくらいからか、落として遊んでいます。
 この短期間で非常に大きく揺れ動いているこのゲームを取り巻く環境が、内容と同等以上に面白く感じられます。

 スタートしてしばらくは順調にストーリーを進めるも、敵が手強くなり始め、手持ちカードの強さに限界を感じ出してきた。
 クイズゲームとはいえ、「4択に正解して攻撃の権利を得て、しかる後にカードで攻撃する」と、後半部はいわゆる育成カードバトルなため、たとえ全問正解しても負けるときは負ける。
 そんなおり、こちらも無料課金ゲームであるらしい『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』が、くじの引かせかたで悶着を起こした。
 それが返金騒ぎに発展し、全然別のゲームにも飛び火し、消火しようとかけたものが水でなくガソリンであるかのような対応を『黒猫』がやってのけた。返金請求しようとするユーザーにデータ消去の脅しをかけたということです。
 そういった流れを受けてなのか、ここ数日のキャンペーンではカードも経験値も大盤振る舞い。これまでのつましい倹約生活が嘘のような快適さで遊べています。

 この調子なら十分楽しめ、カードの柄も一昔前のアダルトゲームの通常イベントっぽい雰囲気が懐かしく、ゲームを進めるのからカードを集め育てる方へと目的がねじ曲がりそうになったところで、本来ならさらに盛り上がるべく投入されたイベントが大失敗。
 全ユーザーが集って争われる順位のあまりの不明朗さに正気に返ることができました。
 今はやや冷静に、ダダ漏れな今の甘やかしの反動を受けないよう、今後のプレイを見据えた利益の上澄みだけを享受できる方法を考えているところです。

 それにしても、無料と引き替えに時間でプレイ権利が回復するタイプは、時は金なりの有り難みを実感させるとともに、絶えずゲームに気を取られて精神衛生によろしくないこともまた強く実感中。
 気になってしまい、ゲームやってないのに寝不足になりかねません。これを携帯端末でなんてとんでもない話だ。よくみんな気持ちを切り替えていられるな。
 ゲームを楽しむ上では、遊ばない時間がとても重要なのです。遊ばない時間でなければ、ゲームについて考えることもできず、ただその世界を生き抜くだけではないか。
 あと、クイズの難易度を3段階から選べるのだけれど(難しいほど攻撃参加権が増える)、易しいものはクイズというよりキャンペーンの類いで、どれだけ敷居を下げるかに腐心しているのが見て取れました。問題の中に答えが入ってるよ。あまりの直球ぶりに、深読みして外すことさえありました(←結局引っかかっている)。
 他の工夫としては、「言葉として成り立たない選択肢」「選択肢の並びの一番上が正解であることが多い」など。まだ「外れがアラビア語」「4択すべて同じ答え」「4択のどれを選んでも正解になる問題」などのバリエーションもあるかと思うけれども未見。そんなちんけな想像を遙かに振り切った易しさの限界が見られるかどうか、楽しみにしています。



2/9(日)

 『Country Dance All-Stars』に対する自分の無力さにうちひしがれております。
 結局最後の実績は解除されなかった。

 やったのは、
・29曲クリア時点のセーブファイルを使って、30曲目を他のモードでクリア(パーフェクションはスコアが望めないので、フリーズモードで)
・上記と重複するが、セーブロードを繰り返して30曲目を何度もクリアする(システム側がうっかり条件を思い出すこともあるかも知れない??)
・「隠し2曲を除いた初期曲から30曲」かもしれないと思い、その条件を満たすべく、別のもう2曲で50万点ゲット
・他の実績に「33曲プレイ」というのがあり、曲数が不自然(初期曲は34曲)だと思えたので、50万点実績も33曲と間違って条件付けされていると推測して、隠し2曲を入れて33曲にすべく、さらにもう1曲で50万点ゲット

 ここまでで力尽きた。
 初期曲には、判定がまるで読めない曲、動きが激しすぎてついて行けない曲、キネクトの機嫌によっては届くかも知れないがいまだ恩寵に与ったことのない曲がそれぞれ1曲あり、精進も限界に来た感じ。
 惜しいなあ、きちんと解除されれば、ほどよい難易度で実績的にバランスの取れた佳作くらいには思えたのに。実際、初見では無理だと思わされた曲で、練習の末にノルマに到達したときの達成感はなかなかのものでした。この選曲、この企画だけでニッチ方面への勝利は約束されていますが、作りの詰めが甘かったのは残念です。
 それにしても、思っていた以上の熱意で遊んでしまった。熱中していたひとときを振り返れば、こういうハプニングも、たまにはいいのかもしれません。



2/4(火)

 『Country Dance All-Stars』にて、一応の区切りとなるはずの「30曲50万点」にどうにか到達。
 そして、該当する実績が解除されないことも確認しました。
 事前に情報があったから驚きはしなかったものの、知らされていなかったらさぞがっくり来ただろう。

 Boot Scootin' Boogyなる、ひたすら同じ動きのパターンを繰り返す曲に特に苦しみました。判定のありかがちっとも分からなかった。少しずつ動きを変えて、試行錯誤です。
 そしてそれは嫌なことではなかった。もちろんクリアできたからこその上から目線だけれども、足技が重要になるこの曲を制した今なら、少しはステップも軽やかになっているのではあるまいか(←かなり足に来ており、むしろ歩みがおぼつかない)。

 さて、状況を整理すると、
・実績(Country Dance Champion)が求める条件は「異なる30曲で、どのモードでもいいので50万点以上取る」
・このゲームの曲数は初期34曲、アンロック2曲の計36曲
・50万点以上を達成したのは、アンロックを含む30曲(ゲーム内に残るスコア記録から確認済み)
・モードは全てノーマル、タイトル画面からすぐ選べる「Play Now!」経由でプレイ
・基本的には通しプレイだけれど、難しい曲は途中でリスタートしたかも知れない(あいまい)

 アンロックを除く34曲中なのか。しかし、このゲームのアンロック曲はアンロックしてしまえば他の曲とまるで変わらなく扱われるので、そこに差別があるとは考えにくい。それにこの制限はウォルマートからの購入者に用意されたものらしく(画面にメッセージが出てくる)、そこで変な設定をしてしまってはウォルマートをこけにすることになる。さらに、曲のばら売りも考えていたようだし、それらとも統合しての30曲だろう。
 「Play Now!」がいけないのか。わざわざ「ノーマルモード1曲ずつプレイと同じ」と断っていてそれも考えにくいが、まああり得るかも知れない。
 リスタートがいけないのか。途中セーブができるわけでもなく最初からやり直す手続きを早めるだけではあるけれども、そうなのかも知れない。難しい曲ばかりという点はやや気が重いけれど、候補は数曲しかないから、やってみようか。

 いくつか思いついたことを試してみよう。
 そんなことができるよう、ふと思い立って、29曲クリア時点でのセーブファイルを退避させてあります。これで条件達成前に巻き戻って、いろいろ調べてみる。



2/1(土)

 『Country Dance All-Stars』におけるキネクトの機嫌が定まらず、動きの良判定に再現性が取れません。これまででも屈指の情緒不安定ぶりだ。
 一度Great判定を出せたからにはどうにかできるはずと動きを工夫するも、それっきり音沙汰がない。全くダメならともかく、なまじ一度うまくいっているから、諦めきれなくて始末に負えません。
 そして、Greatでなければほとんど誤差のような点しか入らないという厳密さ重視ぶり。おかげで、当面のボーダーとして実績から示されている50万点を超えられない曲が続出しています。
 これはだめかなあ。ダンスゲームでメインのダンスについての目標を難易度の観点から断念するのは、もしかしたら初めてか。

 ずっとノーマルモードで遊んでおり、他にもモードがあるのだからいろいろ試してみようと思うも、「Great以外はスコアが0になるパーフェクションモード」か「途中で動きを止めないとスコアを減らされるフリーズモード」しかなくて愕然。今遊んでいるのが最高得点が狙えるモードでした。
 パーフェクションって、誤差のような点数が0になるのが別モードと呼べると思って作ったのか。狙いが全く同じ方向ではないか。そして、せっかくノリノリで踊っているのに、いきなり動きを止めろと要求してくるフリーズモードは一体なんなのか。曲も完全にぶつ切りになって台なし。よく版権者の了解が取れたものだ。
 この二つにはがっくり来ました。こんな目に遭えば、保安官だってバッジを床に叩きつけて職務放棄するってものです。

 どうしても点数を狙うのであれば、2名で共同戦線を張れば合算されるようなので、本場の実績狙いコンビならそうするのか。
 ただ、「頑張ったのに解除されない!」てな嘆き節が海外サイトの書き込みに見られたりもして、こちらも一筋縄では行かない様子。1人プレイでその真偽を確かめたかったが、どうにも限界な気がしています。
 ハンナ・モンタナという番組からの抜粋曲(Hoedown Throwdown)など、あんな激しい動きをどうトレースせよというのか。歌詞の出だしなど思わず口ずさみたくなる良いリズムなのがまた憎らしい。ちょっとCD借りてこようか(←何とか良い効果へ持って行こうとしている)。



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