ゲーム+α日記(2014年4月)

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4/29(月)

 『魔法使いと黒猫のウィズ』の、というか多くの無料ゲームが取っているであろう「時間回復するスタミナ内でのみゲームが遊べる仕組み」がちょうど良く合っているくらい、最近の日常はゲームに時間が割けなかった。
 そんな中、久々に休日をこのゲームと過ごしてみるかと向かい合うと、遊べる時間がすぐに尽きてしまう。
 これもまた戦略だと分かってはいる。遊べないまま悶々と時を過ごすくらいなら、お金を払って続きをどうぞ。50円2〜3プレイと思えばそんなものかも知れないにせよ、待てばその代金を節約できると分かっているから、そう易々と払う気になれない。
 そして、結局は悶々と「待つ」ことになるのです。他のことをしているにせよ、精神的には待っている。始終気にしている。良くないあり方だ。

 ただ、今まさに開催されているイベントに、よくカードゲームでこれだけの戦術を盛り込んできたと思える、程よい緊張感が短いプレイ時間に詰まっているものがあり、そこには大いに満足しています。
 運やクイズ回答だけでなく、一つの選択ミスで容赦なく失敗するからなあ。失敗せざるを得ない手持ちのメンツもあって、自分にちょうどいいバランス。一手ずつ慎重に考えています。
 強いて難を挙げれば、ゲーム開始時に他人様の強力なカードを選んで力を借りることがクリアの前提にあるため、助けが現れないとプレイもできないという点。これもスタミナ制度と同じく寸止め効果があり、今日は常時じらされていました。わがままなものだな。

 少しでも自分でできる努力をするかと、マンガ『ワンピース』を読み始めた。アニメ・ゲームジャンルのクイズのうち、誇張すればアニメのほぼ半分がこのタイトルから出題されており、その知識を取り入れればゲームがより有利に運べるのは明らか。
 ならば、クイズの問題を覚える方向でなく、原典に当たるやり方で正解率を上げよう。これも何かの縁です。
 11巻あたりで急に話の進む速度が上がって、早くもついていけなくなりつつありますが、これって今に至るまでずっと続いているのだよな。もしかしてずっとこのスピードで物語が展開していくのか? そうだとすればすごいことだ。

 原典に当たるといえば何やら格好いいけれど、本音を言えば、クイズの正解を記憶する、つまり選択肢にこちら側の干渉の余地を与える、というのは、それによってこれまで正解できていたクイズを外す、という副作用ももたらすので、できれば避けたい。
 ゲームに相対するプレイヤーの状態は、常に同じであることが、結果を計算しやすくて最もありがたいのです。
 ゲームから正解だけを都合良く吸収するのが、少なくとも自分には難しい。4択からそれっぽいものを正解と認識する、というフィードバックを加えると、余計なノイズも取り込まれる。知らない問題は知らないと線を引き、その都度類推する、という方法が、自分には合っています。
 これはつまり、自分はひとの話を聞かない、という性格の表れですかね。そのように思われる。逆に、これを修練すれば、より柔軟な人になれるのかも?



4/15(火)

 『魔法使いと黒猫のウィズ』の不確定要素に対する自分の基本的なスタンスは、公正にさいころが振られているはずがないという偏見に満ちている。確率への冒涜であり、ゲームにも失礼な考え方。
 しかしながら、確率に干渉できるかのようなオカルトの創出というのもまた、溺れない程度になら楽しいものであり、ゲーム成分の少なからぬ割合がくじ引きに注がれている以上、そんなよしなしごとを妄想するのもゲームのうちと言えるでしょう。

 ほかにも、このゲームをより良く楽しむ方法として、ステージ周回とアイテムドロップの履歴を日記代わりに記録したり、これまで引いたくじ引きの結果を逐一記録したりしています。
 そういう楽しみ方は、競馬から習った。歴史を自らの内に作り上げていくことで、面白さが勝手に厚みを増していく。ひとつの現象に、いくつもの解釈が与えられる。ただ当たった外れただけでない、別の視点が加わる。
 いや、順を追えば、競馬じゃなくて『ダービースタリオン』が先だったか。あれのものの見方を競馬に逆輸入したのだ。そういう点でも改めて、『ダビスタ』の偉大さを思わずにはいられません。熱心に遊んでいた頃につけていたダビスタノート、あの几帳面さはちょっとしたものだったと、不意に思い出しました。
 ……『黒猫のウィズ』の話はどこへ行った。



4/5(土)

 『魔法使いと黒猫のウィズ』で現在開催中の桜にまつわるイベントは、当方手持ちの戦力とぴったりはまっており、用意された全ての難易度のステージを、助っ人の力を借りれば全滅することなくこなせます。
 最高難易度ではゲームオーバーから1回、ときには2回のコンティニューでむりやり突破するのが当たり前だった少し前からは考えられない格段の進歩で、当時の頑張り(クリアによる新戦力加入と育成)が今に生きているのだと少し感慨深い。
 そのような経緯で、想定していたコンティニュー料が丸々浮くことになったので、この前がっかりした、同じアイテムを消費するくじ引きにも、また目を向けるようになりました。
 そもそも、考え方を変えればいい。戦力の向上を目指すのでなければ、何が出たって、新顔でさえあればいいはずなのだ。百花繚乱な強力カードに混じって、とんちきなB級品が出てきたところで、いっときの思い出として図鑑に登録することができると思えば、笑って受け入れることもできる。
 そのような心の余裕は、何よりも助っ人のみんなの加勢と、そして件のルカ嬢が与えてくれているものです。そして、そんな状態は、運営側にとってあまり好ましくなかったらしい。
 そうかもしれないな。難しくしても安定に通過できて延々と遊ばれてしまうのでは、商売あがったりだ。この定常状態を揺り動かし、売り上げアップにつなげるべく、個人的に狙い撃たれたとして、どのような不思議があるだろう。

 このゲームを始めてちょうど2ヶ月になるけれど、その間に導入された新要素の一つに、SSランクの増設というものがありました。
 Cを最低に、初期値や進化によってB→A→Sとランク分けされているカードたち。これまでの一流メンバーはみなSランクを終点にしていた。そこへ、さらにその上が、膨大な経験値と山ほどの進化素材を伴って設けられた、という次第。
 SSランクへは今のところ進化によってしか到達できず、そこに至れば確かな強さを発揮する代わり、進化する前では同じSランクでも一線級に対してはやや見劣りする。
 強くする余地を残しておくから、頑張って強化に励んでね、という、より努力家向けのコンテンツなのです。
 そして恐らく、その価値を十分認識している、既に努力家なプレイヤーには、相応の課金が求められる。その価値を分かっている人たち向けに、あえて値下げする必要はないでしょう。
 また、ゲームを始めて間もない頃には、強い一方で育てきれずに重荷になる面もあるから、持たせても仕方ないと、これまたそんなに積極的に露出させることもないだろう。
 問題はその中間、もっと努力家になりそうな潜在能力を持っているとゲームの側が想像したとき。背中をあと一押ししたら釣られるのではないか、そう判断したとき。
 各カードに特殊薬品「エーテル」を投与することで、隠された「潜在能力」が引き出されてより強くできるように、ゲームの側からも、プレイヤーに与えるエーテル代わりの供給が、このときばかりはやや積極的になされるのではないか。
 かつて序盤に自分が食らったのと同じ種類の麻薬的な爆弾が、期間限定とか新登場のカードが現れるたびに、特定の層に向けて落とされているのではないか。そしてそれが、今また手元に。

 期待の面で前にも増して軽々しく、アイテムの余りを見計らいながら1枚ずつちびちび引いたくじ引きから、今のイベントのエンディング近くでちらりと現れ、現在の目玉としてお知らせに告知されている、春眠に暁を覚えてなさすぎな獣耳少女「フィオナ」が引っ張り出されてきたとき、瞬間的には理解不能、調べて気分が舞い上がった後に、上記の筋書きが頭の中に描かれて、何とも複雑な心境です。
 ルカと同じく時を止める(ゲーム内では「ターンを遅らせる」と表現される)特殊能力の持ち主で、三属性で構成されるこのゲームで火担当のルカと異なる水担当だから、そんな貴重品のない我が軍にはこの段階で即戦力。未進化ではそれなりながら最後まで育ちきれば攻守とも隙のない強キャラ、しかも看板娘だけあって上等のルックス。
 上記のようにでも考えなければ、これがうちにやってくるはずがないのだ。
 後払いの形で、このゲームから再び誘われています。真の実力を発揮させず、すっぴんで戦わせて気が済むのかと、気合いを試されています。なんて恐ろしいことだろう。



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