ゲーム+α日記(2014年5月)

'14年 5月 4月 3月 2月 1月
'13年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'12年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'11年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'10年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'09年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'08年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'07年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'06年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'05年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'04年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'03年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'02年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'01年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'00年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'99年 12月 11月 10月 9月


5/17(土)

 『魔法使いと黒猫のウィズ』で自分が目指すべき楽しみ方が、ここ最近揺らいでいた。
 攻略すべきイベントが山ほどあり、育てたい報酬のキャラたちが列をなして待っている状況で、くじ引きに手を出してしまったのだった。
 結果は惨憺たるものだったけれど、その結果自体でなく、そもそもこの状態でくじを引いたことが間違っていた、と考えなければならない。そうでないと、当たらなかったから悪かった、なら当たればいい、という発想で、さらなるくじ引きに向かってしまう。

 このゲームの喜びの少なからぬ部分が、新しい育成対象と出会うことによって与えられています。
 簡単にはクリアできないステージを、いろいろ考えて攻略していくのも楽しいけれど、攻略法が確立すればあとはなぞるのがメインになる。
 それでも失敗するから緊張感もあっていいのだけれど、クリアした結果得られる景品にバラエティがあれば、クリアとは別の、より長持ちする楽しみが加わって良い。というより、同じステージを何周もしてようやくもらえるアイテムがほとんどのため、アイテム収集の比率の方が圧倒的に高い。
 そういう観点から、まだ持っていないカードがかなり高確率で出てくるくじ引きにも目が行くのだけれど、新規メンバーがたくさんいるのに育成待ちをさらに増やしても、自分の首を絞めるだけだ。
 もらったカードを進化させ、別の外見や能力を得るのにも、素材や経験値となるアイテムが大量に必要です。それを用意するのかと思えば気が重くなる。そんな重荷を、お金(の素)を払ってまで、なぜ好きこのんで増やそうというのか?
 それがくじ引きの持つ悪魔的な、麻薬的な性質なのだろう。危険です。

 と、自分で書いてみて、そもそも手持ちを豊かにすることに目的を見出している時点で、当初の遊び方からずれているのではないかと思い当たりました。
 クイズを解いて、ステージを突破する。それが原点だったはずではないか。そこから受け取れる面白さが減っているのか、飽きてきているのか。そちらの方が問題と思える。
 どうしたものか考えた方がいいのではと思いつつ、アイテムドロップ1.5倍と謳われた限定日に合わせるために、遊べるスタミナの量を調整しようと、空き時間があっても遊ぶのを我慢して待機したりするのでした。
 「1.5倍」なんて、倍率のベースも分からないあやふやな指標だというのに、踊らされている。これは生活を支配されているレベルではないのか。うーむ。



5/12(月)

 そんなにも四六時中『魔法使いと黒猫のウィズ』が気になってしまうなら、もっと面白いゲームを遊べば打ち消せるのではないか。
 どうせ長距離移動中はWifi専用機である当キンドルでは『魔法使いと黒猫のウィズ』に接触できないことから、他の候補として、高い評判を小耳に挟んでいた3DSのダウンロードソフト『ソリティ馬』を始めた。
 想像以上だった。電池が切れるまで遊び続けるのは久々でした。

 公式サイトのアドレスを見るまでタイトルの読み方に確信が持てなかったけれど、ソリティアを遊びながら競馬を進めていく、パズル+シミュレーションゲームです。
 何を言っているんだか、遊ぶ前の自分では分からない自信がある。しかし本当にそういうゲームなのだから仕方ない。
 騎手となり、お手馬を選び、若駒からクラシックロード、そして古馬戦線を戦い抜く。途中にソリティアが挟まり、場の札を制限時間内・手数内でなくせばパワーが溜まる。そのパワーを使って、道中の位置取りを有利に進めたり、力を貯めて最後の直線で末脚を伸ばせたりする。
 へんてこに見えて、うまいこと組み合わさっているのです。素早く解くソリティアがこんなに面白いとは、全くの発見でした。
 競馬の方も、レース進行・競走体系とも意外にきちんとしている。違和感なく進められます。

 ジャンルの悪魔合体ぶりと対応するように、登場人物もみなおとぼけ調。中でも折に触れて登場し、ゲームを解説してくれるマスコットのお馬さんの話芸が巧みで、読み飽きたセリフなのに感心してしまいます。
 札に書かれた文字が小さくて読みにくいのだけが不満ですが、それすら我慢するほどに熱中できる。これほど素早く通り過ぎたゴールデンウィークは記憶にありませんでした。

 なお、このゲームにも、ゲーム内通貨を使ったガチャガチャがあります。『魔法使いと黒猫のウィズ』を思い起こして身構えましたが、原資がタダなのでまだ気楽。
 ゲームを楽に進められるアイテムを我慢してガチャガチャに投資すると、何やらジグソーパズルのピースがもらえます。結構な枚数を分母にして1枚ずつ、これは時間がかかりそうだ。
 と思っていたら、たまに2枚、3枚とくれる演出があって、気前の良さにたまげました。出し渋りが標準的だと認知されているからこそのカウンターだとは言え、やっぱ遊びはこうでなければなあ。ストレスを溜める元になるようでは本末転倒だ。



Back

inserted by FC2 system