ゲーム+α日記(2014年8月)

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8/24(日)

 この週末、今も続いている『魔法使いと黒猫のウィズ』の新イベントについて、やればできるじゃないかというのと、できないことを補う知恵の出し方が悪賢いなと、半々の感想を持ちました。

 プレイヤーが最大5人まで協力して巨大な敵を倒すイベントが、この週末限定で行われているのです。このゲームでは初めての、プレイヤー同士が同時に遊ぶイベント。
 これまでの対データ(ゴースト)戦とは緊迫感が違います。協力の基本形に早押し・正解率などの競争も含み、割といいあんばいに楽しめました。
 その都度のデータの同期取りなんかが難しくてやらなかったんだろうと思っていたので、実施してきたことが意外だった。毎月末の「魔道杯」とはまた違った面白さが確かにありました。手ひどいダメージを毎ターン与えてくる敵をどのようにいなすか、きちんと連携を取れて倒せたときは格別に楽しかった。

 一方で、このモード全体が、初回の試みのためか「あらかじめ仲間を組んでくればスタミナ消費なしでプレイ可能」という形を取っており、その連絡手段がゲーム内に準備されていなかったことから、情報のやりとりが外部に殺到しました。
 掲示板にものすごい勢いで書き込まれる5桁の数字たち。これらを見つけて入力すれば、赤の他人であろうとその瞬間は「友だち」として入り込めるという仕組み。
 この情報の処理環境を、用意しなかったのかできなかったのか。既存のインフラを使ってやろうと思いついたその考えは、賢いのかも知れないけれど、果たして真っ当なやり方だっただろうか。
 利用しまくった立場で言うのも何だけれど、ただ乗り感満載で決まりが悪かった。プレイヤーにそう思わせるのだから、主催者はもっとそう思っているだろう、というより思って欲しいです。
 まあ何にしても、あっという間の週末だったな(←決まり悪さは反映されていない様子)。



8/17(日)

 月の2/3はイベントであり、それ以外は新しいキャラやら曲やらで賑わうというふうに、『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』のほうも常に何かしらが起こり続けている。
 決して落ち着かせないことが、これらソーシャルゲームの宿命ということなのだろう。
 ただ、こちらの方は、厳密には新しいキャラではなくて、同じキャラを別の角度から捉えたものであって、目新しさと引き替えに、そのキャラが好きなら大いに満足するという方式。
 いや普通そうするよな。新しい絵とキャラを輩出し続ける『魔法使いと黒猫のウィズ』の方が変だと思う。同じ人が手がけているのであれば、一度作ったものは大事にしたいだろう。

 そういった、常に変わっているイベントの他に、ずっと置かれ続けているメインストーリーというものもあって、少し読んでは曲が開放され、また一定のランク(プレイヤーのプレイ累積の指標)に上がることを求められる。
 そちらもちまちまと、主にリズムゲームを遊ぶエネルギーがなくなったときに進めていますが、初期は声をすっ飛ばしていたのが、今や全員の声を聞くようになるくらいには、この世界に親しみを持ってきました。
 そして次々に用意される曲たち。音楽資産の惜しげもない開陳ぶりが好ましい。

 とりわけ、先ごろ現れた「ラブノベルス」という曲が面白くて、ずっと遊んでいました。その結果、ハードでフルコンボまではできるように。
 ただ、譜面が叩いていて楽しい、という方向ではなく、曲の内容が面白いのだった。フルコンボは曲への好感度の副作用でしかない。このような事実の表明は、この作品にゲームから入ったものとして遺憾だけれど、正直であった方が生きるのが楽だと思うのです。
 構ってもらえないイライラ女子が文句を言ってるラブソングですが、気になる人への挨拶のときの「あれ?」という合いの手が愛想が良すぎて、心情との落差にくらくら来ます。演技って偉大だよなあ。他にも随所に入る合いの手がとても面白くて好きです(あるいは、ありふれた手法かもしれないのに知らないせいで、自分が簡単に面白がり過ぎなのか)。
 また、歌詞はこの曲特有だとしても、メロディーを聞くたびに、かつて流行った「LOVEマシーン」の偉大さを感じます。あんなズンドコ節に乗せて女性軍が恋を歌えるんだと、世間を啓蒙させる力の何と強かったことか。

 ということで、曲自体も気に入りだしているところです。
 もちろんゲームミュージックであることが大きいのだけれども。入り口が同じくゲームだからという視点で、『ギターヒーロー』のMuseから『ラブライブ!』のμ'sまで、平等に楽しんでいきたい(←ほぼそれが言いたかっただけ)。



8/11(月)

 週1更新の心づもりもわけなく吹っ飛ばすほど、先週末は『魔法使いと黒猫のウィズ』に励んでいたのですが、どうもこのゲームはあまりにも新陳代謝が速すぎて、個別のできごとを書き留めておくことに意義を見出しにくい。
 むしろ、前回までの勝ちパターンをいかに崩して更新していけるかのスピード感が問われています。
 その結果、例えば2年後に今のゲームが残っていることは全く期待できない。タイトルそのものがというよりも、当時の面影がまるでなく、全く違うバランスになってしまっていることが容易に想像できます。そして、当時の設定でゲームを遊ぶことは決してできないのだ。それが、データを借りているだけのゲームの宿命。
 それでも、あるいはだからこそか、時間を投資した内訳をここに記録しておかないと、本当に何も残らなくなる。自分でさえ忘れる。
 一方、書き残しておけば、少なくとも「何かに熱中していた跡」だけは漂う。最初からそれ以上のものを期待しなければ、それで良しとすれば、それが書いておくことの価値なのかも知れない。

 記憶に新しいのはつい先日(というか本日)までの戦いだけれど、順序として、比較的長く残るコンテンツであろう、月一開催の「魔道杯」で、先月末に戦った記録などを残しておきたい。
 魔道杯には「段位」というステージがあって、上位の段ほど敵が強い。合計5つの部隊で現れるそれらの敵をどれだけ短いターンで倒していけるかで、勝敗を競います。
 競うべきは目の前の敵ではなく、遠くにいて同じステージを戦う他のプレイヤー…でも厳密にはなく、かつてそこにいたことがあるプレイヤーデータの選抜隊。擬似的な競争方式です。
 そして順位に応じてスコアがもらえる。これを累積していった先に、景品が用意されています。1日ごとに、あるいは魔道杯全体を通して得られたスコアによって、景品が豪華になる。ただし、「上位」として定義されるスコアは目に見えず、「順位」として間接的に表されます。そしてボーダーは順位で区切られる。
 順位は変動するのであまり当てにはできません。ただし、真のボーダーであるスコアを探るヒントにはなる。上位の景品を狙う場合は、ボーダーとなる累積スコア探しという別のゲームにも取り組む必要があります。
 …いや、単純に「上位○位に入れば景品ゲット」という体なのだけれど、こういうふうに理解しておいた方が、そんなに高い点を取りたがるプレイヤーがたくさんいるわけないだろう、という疑問に対して納得できる。少なくともこのゲームではそうです。こちらも競争方式は擬似的。

 前置きが長くなった。
 1プレイで同じ順位をとっても、段位が高いほどスコアも多い。一方、どの段位で戦っても、必要な「スタミナ」(時間によって貯まるプレイ回数)の量は同じ。
 よって、手持ちの戦力と相談して、上位に入れるならなるべく上の段位を目指すのが効率的。
 本来なら、各回の魔道杯で居座る段位を事前に決めて、そこで全力を尽くすべきです。しかし前回はそれが揺らいだ。段位を移動できる可能性と検証に、他ならぬ魔道杯中の時間を使う羽目になった。それが反省点ではありますが、一方で上に行く方に賭けた成果も出た。そんな戦いでした。

 以下、固有名詞の羅列となりますが、カタカナは基本的にカードの名前です。メモだから仕方ないな。記載順が先頭からの並び順、追記がなければ最大ランク・最大レベル、【 】内は覚醒数。
 これらの情報と敵の体力とを勘案し、彼らを各戦闘でどの敵にぶつけるかを指定し、ぎりぎりの最短ターン数を狙う。これが魔道杯の真面目な遊び方です。

 始まりは5段、ここは1戦で昇格(好成績の累積で段位が上がる)だったし、予定通りにそうなった。
 5段パーティー:アスモデウスS+【1】→シラヌイ【6】→ユアン【1】→バルバラ【5】→アレク【4】(総コスト194)
 ターン数:7(回答6ターン+スペシャルスキル)
 これはさらに1つ前の戦いのレギュラーで、5段はこれで1〜4位を取り続けることで抜けられました。

 ついで6段。さんざん考えて迷って、覚醒のために貴重なアイテム「エーテル」を振り注いだ結果、
 6段パーティー:レノックス【3】→イェルノー【7】→メイヴィス【7】→ヴァイオレッタ【2】→カーラ【5】(総コスト193)
 ターン数:9
 もっと良い解があったのではないかとは思う。この回のために費やしたエーテルは9個、あらかじめ使ってもいた総計をを考慮すれば14個に及びます。
 そして、資源を惜しまなかった割に、あっさりこの段をクリアできてしまった。それが次なる迷いの始まり。

 7段。降りて(ろくにクイズに答えずリタイアして)6段に留まって戦う道もあった。しかし手持ちを見直して計算、を繰り返すことで、一筋の光明が見えてしまった。そして行くことにしました。
 7段パーティー:ブラムド【0】→リィル【7】→ジャスクス【6】→ロドム【5】→イングリット【6】(総コスト174)
 ターン数:9
 コストというのは簡単にはそのカードの強さの指標で、総コストを自前のコスト上限内に抑える必要がある。強カードばかりでパーティーは組めないのです。
 それを踏まえてこの7段メンバーの総コストを見ると、他の段の面子と比べても格段に少ない。頼りないことこの上なし。
 恐らく、7段を戦うプレイヤーで「ブラムド」を使っていたのは自分だけなのではないか。彼は4段相当の要員です。それでも、手持ちで5番目に強かったのが彼なのだからしょうがないのだ。そして、こんなんでも何とかやれてしまったのがすてきだった。振り返って自画自賛してもいいのではないかと、今は思います。
 直前にくじ引きで「リィル」を当ててこなかったら、こんな迷いの生じる余地もなかった。おとなしく6段でやりくりしていたことでしょう。
 結局は頑張ることにして、そのためにリィルにエーテルをさらに7つ使った。かわいい娘には大盤振る舞いです。もう在庫がないよ。

 悩んだメリットはもちろんあって、7段で過ごしたことで、1日単位の上位報酬に1度だけでも手が届いた。
 後は、これにどれだけの時間を掛けられるかという問題。現実的に、ずっと張り付いているわけにもいかないのであって、ストレスになる手前での程よい頑張り感で戦えたと思います。それが、計算に励んで7段行きを決断したことへの何よりの褒美なのかも知れない。

 なお、5〜7段の各メンバーで、基本的には課金が必要なくじ引き「ガチャ」でしか出ないカードは、ユアン、レノックス、メイヴィス、リィルの4枚だけ。あとは、ゲーム内イベントをこなしていくと手に入り、強化もできる優れものたちです。
 ただし、ここに出てこない、過去に名前を出した4枚の特別に優秀なカードが、これらイベントカードを得るのに欠かせなかったという前提はある。ちょうど最前まで営まれてきた彼女たちの活躍ぶりは、そのうちまた文字に起こしたい。

 自分が『魔法使いと黒猫のウィズ』を、このくらいのレベルに想定されるより恐らく少ない出費で大いに楽しんでいることは、上記より明らかだけれども、これをもって他人に勧められるかというと、全くそんなことはないと断言できます。
 ただ運が良かっただけなのだ。それをゲーム内のルールで再現できないゲームは、バランスを欠いていると言わざるを得ない。



8/3(日)

 うわー怠けたなあ。もう8月だ。
 相変わらず
『魔法使いと黒猫のウィズ』『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』の、両手に花なのか重荷なのか分からぬものを担いで、バランス取りに苦労しています(主に生活の)。

 『ラブライブ!』の方は、難しい曲は遊べる回数が少ないことが分かって、時間活用の突破口になりそう。むりに長時間遊ぼうとすると、簡単な曲を選んで退屈する羽目に陥るので、自分に合った難しさ(と楽しさ)の曲を選んで、程よい時間で切り上げるのが良い。
 簡単な曲を繰り返し遊ぶことには、初期段階での手持ちを強化するメリットがあるのだけれど、とりあえずはその段階を抜けて、お金を払わないとこの上のパワーアップは望みにくい状態に達しつつある。
 ならばかえって諦めもつくというもの。この上はファンにこそ開かれた扉なのでしょう。
 といいつつ、いくつかの曲が楽しくて、CDを借りて聞いてみたりもしました。そして、『もぎゅっと"love"で接近中!』なる曲の電波さに当てられた次第。
 そもそもこうしてタイトルを手打ちするだけで恥ずかしい。「もっと」+「ぎゅっと」で「もぎゅっと」って、どうやったら考えつくんだ。さらに歌詞では、もぎゅっと、ですらなく、さらに進化した「もっぎゅ」というかけ声がバックコーラスのようにかかるのでした。この言語感覚はすごいな。
 中盤で明るい努力と未来の見通しを歌うところといい、お気に入りになりました。大勢でなければ作れない歌ってのもいいものだな。

 一方の『黒猫のウィズ』では、月末恒例の「魔道杯」も無事終えて一段落、なんて暇も与えられることなく、新たなイベントが開催中。決して手持ちぶさたにさせない姿勢は大したものです。
 ただ、ここへ来て能力アップの新システムが唐突に登場し、当惑を禁じ得ない。全キャラに均等に、約1割の能力アップの枠ができました。その材料が、今のところ「お金のかかったくじ引きの外れの合成」以外からはほとんど得られない、というもの。
 これによって、課金しているかしていないかが、手持ちで一目瞭然となります。自慢のカードにはどうしたって目を掛けたくなるもの。その想いが公開される具体的な数値として表せるなら、そしてその手段を手にしているなら、行使するのに何のためらいがいるだろう。
 これまではその役割は、極めて数の限られた「エーテル」による潜在能力の開放が担ってきた。潜在能力には各キャラで特徴があって、どれに適用するかに頭を悩ませるのも楽しみのうちだった。それが今回のは、必須ではないとは言え、あれば確実に有利な約10%アップの強化。ずいぶんと平板で乱暴に感じられます。
 1パーティー5キャラの強化枠を全員満たすのに、今であれば1キャラあたまで5,000円、合計でざっくり25,000円かかりそう。それを例えば3パーティー(三種の属性分)に当てはめたりするのか?
 いやーちょっとそれはどうだろう。何というか、まあ頑張れという人ごと感を身につけざるを得ない。
 まだ今は面白く遊べているけれど、どう頑張ってもひっくり返せない壁がまさに構築されつつあるのが感じられ、暑い盛りだというのに何だか涼しげな気分が持ち上がり始めています。



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