ゲーム+α日記(2014年12月)

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12/27(土)

 まったく信じがたいことだ。
 この年の瀬の慌ただしいさなかに、『魔法使いと黒猫のウィズ』が、月一恒例の「魔道杯」をぶち込んできた!
 いや、月末という点ではいつも通りなのだけれど、今回のは先月唐突に中止したものを、「今月のどこかで改めて実施」という触れ込みだったのだから、もう少し余裕のある先週や先々週で問題なかったはずなのです。なにゆえぎりぎりまで引っ張るのか。
 おかげで貴重な半日をPCの前に張り付いて過ごす羽目になったではないか!(怒るよりは呆れを、メーカーよりは自分に向けて)

 少しずつキャラの能力値が底上げされていき、対象のステージは固定で、今回は自分の戦力も完全に前回と同じだった。
 そのため、同じ結果を出しても成績は前回ほど向上せず、苦戦を強いられました。
 遊び続けてスコアを積み上げ、賞品をもらうための安全圏に入ったと思い込んで、区切りまであと30分のところで確認したら、ボーダーの波に飲み込まれそうになっているのを発見。そこから4戦して3位と1位を取って何とか規定順位内に復帰…できたと思うけれど、ちょっと怪しいほどの急激な追い込まれ方でした。
 締め切りに襲われるときの迫力を感じた。これもまた演出だと考えれば醒めるとしても、なかなかに騙されやすい緊張感でありました。

 そんなふうに、ほぼ一年を通してこのゲームと付き合ってきた以上、ゲームについて1年に1本は何か書きたいと思っているその相手にこれを考えるのは自然なことでした。
 ただ、ゲームについては基本的に「振り返る」形で書いていて、現在進行形で遊んでいる者に対してはうまくまとめることができそうにない。今感じていることでいいのではないかと思いつつも、やっぱりまとめてけりを付けたい。そのために文章を作っている。
 それができないのであれば、今回は断念せざるを得ないと思っています。他にきちんと遊んだゲームも思いつかないし。

 もう一本、だらだらと実は『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』を続けてもいるのだけれど、これまた続行中なのでなかなか文章にするのが難しい。
 なお、こちらについてはいまだ無課金で、ゆえにくじ引きが如何に渋くても文句を言えないと思っているなか、何十種類もあって1回あたり9%でしか出てこないというSR(スーパーレア)品の同じものが2枚登場したことで、ちょっと舞い上がるという面白事件がありました。何が面白いって、自分の気持ちの変化が。
 同じカードは2枚までなら、足し合わせてより強くなったり専用のお話が聞けたりと大変重要、ただし数が多い上にとにかく出てこないため、そんな幸運には決して手が届かないものだと諦めていました。イベント配布物でないSR以上のカードは、手持ちで延べ14枚。振り返れば結構あるものだと思いますが、そのうち2枚重複するペアが2セットあります。
 おそらくは2枚目だけは出やすくなっているのでは? と、『黒猫のウィズ』譲りの確率への疑いが頭をもたげもしますが、そうだとしても悪くない調整だ。
 今回来た方の重複をさっそく重ね合わせ(覚醒)させ、メインキャラに指定したところ、常にゲームのトップを飾り、メニューを移動したり放置したりつついたりと各場面で、いろんなことを話してくれます。
 正直言えば、決まった曲たちのリズムを刻む状況に飽きが来かけていたのですが、この画面が見られ、この状況に立ち会えるというだけで、ソフトを立ち上げる意欲が増すどころか課金してもいいのではないかまでと思えるほどの威力です。なぜこのカードが「動物がいっぱい」という名前なのかは謎ですが、穂乃果さん見栄えするなあ。
 とそんなわけで、こちらも感想化に至れそうもない。

 このように、全てが中途半端な急かされ方で、2014年が暮れようとしています。来年はもう少し落ち着きを取り戻したい。ただし、後から振り返るために、今はできるだけ振り回されておくのも良いのではないかと思います。
 決しておすすめはできない。皆様は落ち着いて過ごされますよう。それでは良いお年を。



12/7(日)

 『魔法使いと黒猫のウィズ』にかかり始めて以降、更新が滞るようになったのが、ただゲームにかまけてこちらへ割く時間がなくなったからというだけでないことに、ようやく思い当たりました。
 このゲームから得られるものが少ない。こちらから放出することばかりなのです。
 つまり、自分で「遊ぶゲームによって日記に書けることが変わってくる」なんて言っていながら、その正体をつかめていなかったということで、いつものことながら恥ずかしい。

 多かれ少なかれ、これまで遊んできたゲームには、作り手の思いが形になって投入されていた。それを浴びるように体験していられるからこそ、ゲーム作りは大変なのだし、それに見合った金額が払われてしかるべきと納得できるのでした。
 でも、今の『ウィズ』で追加されるのは、基本的にはクイズの問題のみ。いや、山ほどキャラクターが増えているだろう、という事実がありますが、それは絵柄の皮をはいでしまえば、少しずつ異なる数値の塊でしかない。そこに吹き込まれるべき魂が探し出せません。
 各キャラごとにちょっとしたエピソードが語られるのだけれど、少なすぎるし弱すぎる。あのような貧弱さでは、ゲームの世界で当たり前で、受け取るこちらが当惑するような、そういう常識のギャップみたいな驚きが得られません。

 かくして、常にクイズと向き合うことになる。それはクイズゲームとして正しい姿だと思います。
 ただそれは、自分の知識を増やすものではなく、常に狭める方向へ向かう。発展できるような外への広がりに乏しい。マンガ『ワンピース』や『ナナマルサンバツ』との接触は数少ない貴重な例外だったけれど、ああいうのがもっとほしい。最近はいつも消耗感を覚えています。

 あるいは、それを自力で見いだせない、世界を広げられない、自分の力の衰えを、よそのせいにしようとしているだけなのかも知れない。悪いことに、緩やかに収縮していくこのような状態は、快いのです。受け取る性格によるのかも知れないけれど、この生ぬるさが心地よい。

 さて、その心地よさに払うべき対価が見いだせるのか。今まで、クイズを解くのが楽しくて、適度に報酬をくれるのも嬉しくて、それを課金の動機だと思っていたけれど、そうでなく、今のこの状態を維持することが価値なのだと思っているのなら。
 ちょっといやだな。守るための対価は、いずれ重荷につながるだろう。もうちょっと攻めていかなければ。
 遊びたいときに遊び続けて、スタミナが切れたらアイテムで回復して、そのためのアイテム補充代は惜しまない、といった姿勢を、今後大事にしていくべきではないのかと思います。
 空き時間で遊べるのと、時間を空けなければ遊べないのは雲泥の差だ。前者は受け身で、後者は窮屈でしかありません。どちらにも与せず、いいとこ取りを目指していきたい。そのための通行手形なら、喜んで出そうではないか。



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