ゲーム+α日記(2015年4月)

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4/26(日)

 この週末も、恒例の「魔道杯」が執り行われている最中の『魔法使いと黒猫のウィズ』ですが、先日、大きなインフレへと踏み出す施策が打たれました。
 新レアリティ「Legend」の設定と、「複属性」の機能。
 前者は、既存の最高ランクだった「SS」からさらに上へと、能力を伸ばす余地を作ったものですが、これに進化させるための労力が半端なく大きい。それに見合う強さだとはいえ、手に入れても憂鬱になる面倒くささです。逆に捉えれば、こんなものをたくさん入手しないよう、くじ引きを抑止できるという面もある。
 後者は、3色しかないこのゲームのシステムに大胆に割って入る能力で、「2色のどちらでも攻撃でき」「2色分のダメージを与える」というもの。単純に手数が2倍になっているのだから、一発の攻撃力が半分でも従来同等と言えますが、大当たりに設定されているだけあって、やや低め程度にしか抑えられていません。
 いればいるだけ強くなる、バランス感覚置いてきぼりの強さ。もっと遠慮しても良かったんじゃないかなあ。
 この2点の追加により、ゲームの敷居が一段と高くなりました。
 見て見ぬ振りができればいいのだけれど、目にする機会があればそうもいかない。

 Legendの方は、引き当てた人たちによって魔道杯で猛威を振るっています。あまりに強いデータはライバルとして登場しない仕様により、どうにか他の人たちも遊べているという状況。まあ、お金をかけた分だけ報われるのは、正しい姿と言えるのかも知れません。
 一方、複属性の方は、出たばかりでもあり、まだ影響力は少なく、それでも使えば見返りはある。これまでとやや戦い方を変える必要があって、それに適応できれば、使いこなせれば強い、そういうテクニカルな面があります。
 そして、複属性初登場の「アイ」が、なぜか手元に一枚ある。もうほんとに、育成を面倒臭がっている自分に対して送り込まれた刺客としか思えません。大当たりさせてあげるよ、まあそんな億劫がらずに使ってみてよ、有用さが分かるだろうから、という自信に満ちた先払いの賭け。分かったよ、どうにか使いこなして見せよう。
 かくして、魔道杯最上段である12段にて彼女(機械だけど)を組み込むことを考え出しました。

 アイはメインが雷、サブに火という組み合わせを持つ。この場合に問題になるのは、攻撃よりもむしろ防御の面です。
 12段では、火のメンバーで臨むのが最も被害が少ないよう構成されている。敵の雷の攻撃を受けるのに、火であればダメージが半分に抑えられるのです。雷だと丸ごと食らってしまう。
 それを加味すると、クリアまでのターン数が安定するとは言えないのですが、これまでの手持ちよりは優れた(より短いターンで全滅させられる)組み合わせができたので、それで挑んでいます。
 以前のようにメンバーを記せば、
 12段パーティー:白猫【9, +200】→覇眼リヴェータ【10, +200】→イグニス【9, +200】→イグニス【9, +200】→アイ【10, +200】(総コスト213)
 ターン数:うまくいけば8、通常は9

 12段で複色デッキを組むなど、思っても見なかった。火単色で組めればその方が安定します。戦力不足から来た苦肉の策ですが、これはこれでなかなか楽しい。
 複色だと、白猫(正式名称は「運命を切り開く白猫の仲間たち」なのだそうですが、長いよ!)の攻撃力がぐぐっと上がります。また、彼は「3色変換」能力の持ち主なので、ボス戦でこれを使うことで、自身とアイの戦力がさらに上昇する。もちろん、3色ということは全ての色で攻撃できるということなので、「攻撃したいのに欲しい色のパネルがない」なんて事態とは無縁です。
 次の3人はアタッカーと攻撃力アップのサポーター。そしてボスまで来たら、「全体攻撃」の必殺技を飛ばして、敵の集団を追い込んでいく役目です。できれば同一キャラの起用は避けたかったけれど、そこが手持ちの乏しい悲しさ、えり好みしていられませんでした。
 そして肝心のアイは、1ターン正解で「全員の攻撃力を高める」必殺技を繰り出せます。これが恐ろしい。この手の能力は、発動まで6T程度かかるのが常でした。それがわずか1Tってどういうことだ。そして、メインの攻撃力は「連続3問正解で3.5倍にアップ」というもの。
 すなわち、1問目に正解→必殺技発動→2問目正解→敵全滅、で、次戦以降は「3問正解」に該当するので超火力で1ターン撃破、それがボスまで続くのです。この「3チェーンコンボ」の能力はイグニスも持っているので、3ターン目からの攻撃力は飛躍的に高まる。
 さらに、「必殺技の攻撃力アップにはターン期限があるが、戦闘が終了したターンは経過したうちに含まれない」という昔からの仕様により、初戦でかかった攻撃力アップが最終戦まで持続します。そして、切れたターンでちょうどもう一度、同じ必殺技が使えるようになっている、という次第。
 なお、アイが最後尾にいるのには、複属性ならではの二段攻撃で前衛たちの撃ち漏らしを拾うという理由があります。これで、正解したのに敵を倒しきれないという悲劇をなくせる。何度か苦渋を味わってから思いついた対策でした。

 問題点は、「攻撃に使うのは火パネルだが、アイが雷属性であるため、雷色のパネルを呼び込んでしまう可能性がある」「最終戦でボスの雷攻撃を2度受けると、高い確率でアイが死ぬ」という2点。
 前者は、ボスまで来てしまえば白猫に頼ればいいけれど、道中はお祈りの時間帯。後者はこれまた、攻撃が外れるか、ランダムで弱い当たりが来てぎりぎり生き残るかを祈るモード。死なれても正解さえ続けられれば1ターン追加で済む(9ターンクリア)ので、後は手前の実力にかかっています。
 これらが全てうまくいけば8ターンクリア、めでたく高得点を得られる、という案配です。少なくとも8ターンクリアは、前回までの手持ちでは絶対に実現できなかった。それを思えば、まず進歩だと言えます。

 いろいろ考えられるし、少なくともこれを真似する人はいないだろうから(もっと安定な手持ちがあるか、アイが引けないか)、そういう意味で扱っていて楽しいデッキです。
 今回は、恐らく「総合報酬」が狙える最初で最後のチャンスになりそうなので、ちょっと頑張ってみようかな。具体的にはあと1日の大半をこれに捧げる決意をする。
 なお、先頃導入したiPadが、このゲームにおいても八面六臂の活躍を見せてくれています。主に読み込み速度の短縮化で大いに貢献している。感覚的だけれども、Kindleよりも、およそ2割は待ち時間が短いのではないか。
 それが、このいい天気の週末で注がれる膨大な時間を減らせるなら、その価値は嘘を言えばプライスレスです。いやー快適だ。



4/12(日)

 踏ん張りどころを迎えて、これを乗り切ったら遊ぼうと、目の前へのにんじん役としてiPad miniを買いました。
 というより、現実逃避気味に買い物だけして、開封は後にしようと楽しみにしました!(←積みゲーの履歴から、そこまで大きな励みの当てにはしなかった模様)
 しかしながら、いざいじってみたところ大満足。iPadがというよりもOSとゲームとの相性が優れているんだろうけれども。具体的には
『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』のプレイ環境が激変しました。

 これまで、Androidのスマートフォンで遊んでいた際には、難しい曲のフルコンボは「判定」(ちょっと外したgood判定をおまけしてくれる能力)持ちのキャラてんこ盛りのチームでしか望めませんでした。
 マーカーを押したときに鳴る鈴の音が、常に押したときからずれて聞こえ、しかも同時押しだとさらに大きくずれるようだった。これが、曲と共にリズムを刻む感じを著しく損なっていました。
 そんなに邪魔なら消せばいいのか。確かに消すオプションはある。しかし、この鈴の音には、自分がぴったり正しいタイミングで押せているのか、それともコンボはつながるもののややずれているのかを、音色で伝える役割もあるのです。序盤でそれを聞いて、その曲のリズムに対して正解が早めにあるのか遅めにあるのかを捉え、以後のその曲のプレイに生かすという微調整のために、その情報はなくてはならない。それがまだ分からない序盤は、目で合わせて押します。
 そのようにぎこちなく遊んで、その最大の戦果が、かの愛らしいデュエット曲「告白日和、です!」のExモードフルコンボとして得られました。もう二度とできないだろうと、プレイ終盤はどきどきしっぱなしだった。

 実は違うゲームだったのですね。
 iOS版では、鈴の音は押したときに鳴る。さらに、タイミング調整がほぼ必要なく、どの曲に対してもぴったりとはまる。
 その結果、音楽に合わせて押していくゲームになりました。
 ……これってほぼ音ゲーの定義だよな。
 つまり、従来はそうではないゲームの遊び方を一生懸命開発していたわけで、どんな縛りプレイだったんだと振り返って感心します。

 OSが異なる環境へ、これまでのデータを移行すると、手持ちの万能石「ラブカストーン」が持ち越せない。それがこのゲームの決まりだということです。だから、移るなら何らかの方法で石を消費し切ることになります。
 課金アイテムでもあるこの貴重品を失う価値があるのか、最初は半信半疑で、ソフトだけ取り込んで新規データでゲームを遊んでみたのですが、初めの1プレイで早くも別物感を悟りました。全くメンバーの揃っていない、もちろん「判定」能力者など一人もいない状態で、最難関モードを1〜2回のミスで抜けられる。いちいち狙いが決まりまくる。何より、曲に合わせて動けることが楽しくてたまらない。
 移行の決意はすぐできました。かくなる上は石を使いまくろう。コンティニューもしまくり、使い切れなかったらくじも引きまくり(といっても4回。SR花陽さんお一人さまご案内はもっけの幸い)。
 そして週末、移行を終えてこの上ない幸せなひととき。めまいがするほど遊び続けるうちに、予期せぬタイミングズレは排除されていき、それでも外す部分が残り、それが楽譜の理解が曖昧なためだと現実が見えてきて、これ以上の進歩にはまた練習が必要だと分かる、というところまで来た次第。
 失敗が自分のせいだから向上しようと思える、完成形のこのゲームに出会えて、思い切ってiPadに手を出した甲斐がありました。早くも元を取った気分。



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