ゲーム+α日記(2015年8月)

'15年 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'14年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'13年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'12年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'11年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'10年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'09年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'08年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'07年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'06年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'05年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'04年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'03年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'02年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'01年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'00年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'99年 12月 11月 10月 9月


8/30(日)

 今現在、『魔法使いと黒猫のウィズ』恒例の月末イベント・魔道杯(昨今は「大魔道杯」だそうだけれど。そのうち超→極と進化するだろうか)が行われているけれど、先週のだらだらプレイとはさすがに格が違って、一度もミスしないよう、そしてできるだけ早く回答して周回を早めて目標のスコア到達までのプレイ時間を縮められるよう、集中力が求められるものだった。だから、ながらプレイにはそぐわない。
 にも関わらず、件の『ラブライブ!』アニメ版を3・4巻と借りてきてしまい、これいつ消化したものか。イベントが終わったら時間もできるだろうから、なんとか捻出して見てしまおう。
 続きが気になってはいても、このくらいの動機持ちです。

 新しい方にさっさと進む暇がなくても、これまでに見た内容の反芻なら、モニターを前にせずとも随時できる。
 考えてみれば、「普通の子でも年頃だったら十分かわいい、でも正規メンバーは超人」状態は、それこそ『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』が、残酷なくらいきちんと表現していたのでした。
 なにせ数値化されているからな。そこらのかわいいクラスメートが新加入してきても、選ばれし9人との能力の差は歴然。しかも彼女ら、場を盛り上げる特殊能力を持っている。ことほどさように超人なのです。
 かわいいだけのクラスメートには、練習相手として消耗されるか、失意の内に転部するかの二者択一しか道がない。去り際に残すエピソードから、楽しい日々もあったことがうかがい知れるけれど、せいぜい、苦しいだけじゃない、くらいの微々たるもの。
 それでも人気の部活には入部志望者が引きも切らず、超人たちの能力の底上げに貢献しているのでした。
 これこそ、裏方を務めるものしか知り得ない真実。

 あと、アニメでは花陽が入部するまでがとても丁寧に描かれている一方、同学年の2名への掘り下げは浅かったと言わざるを得ない。流れ的に仕方ない気もするけれども、贔屓っぷりが引っかかります。
 特に凛は、女子的ふるまいにコンプレックスがあると紹介されるほどなのに、自らを売り物にしようとはかなりの飛躍が必要だよなあ。
 なお、この凛の回想シーンで、遠く中学時代に、クラス代表1名ずつの集会で、何の気なしに「あのクラスはなんで男子二人なんだろうね」と疑問を口にしたのが当人に伝わってしまい、当該クラスの女子さんからえらく不興を買った、という当方の記憶が苦々しく思い出されました。悪気など何一つなく、むしろ連絡不行き届きとか体調不良とかで欠席なのかと心配があっての発言だったのに。
 まあ、そのような悪気のない一言が人の心を傷つけうると改めて認識できたので、今後応用の機会があるか分からないけれども肝に銘じていきたい。



8/23(日)

 だいぶ長いこと、ゲームの『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』にはよく親しんでいるけれど、派生作品へ手を伸ばすのには、他のものたちと同様に慎重だった。
 いや、本当はこちらが派生なんだよな。でも、どうもアニメというのは当方の守備範囲外という意識が強くて、その存在は知っていても、ゲームのタイトル画面で告知している映画との関連さえおぼろげな始末。
 だから、一歩踏み出すには、蹴られる勢いで背中を押される必要がありました。

 その手は思いがけず、『魔法使いと黒猫のウィズ』からもたらされた。
 簡単なステージを延々と周回することで報酬を稼ぐという、意図されたバランスなのか疑わしいけれどもそういうイベントが、ほとんどこの週末くらいの短期間にありました。
 まともに取り組むには繰り返しが退屈すぎる。そこで先達が編み出したのが「ながらプレイ」、これは、注意をそらしていても余裕でクリアできるイベントなら、何かと同時並行することで時間の浪費感を抑えられるという技術です。
 その候補として、見て聞いていれば情報が入ってくるし気になればすぐ止められるアニメの鑑賞は適切な一つだった。
 さらに追加の手がレンタル屋さんから、無料券の配布の形で得られもしました。ここまでお膳立てしてくれるなら、踏み出せる。未だにそういう言い訳が自分には必要でした。

 こうして借りた2枚のDVD(1・2巻)を、予定通りゲームしながら見たのだけれど、おかげさまでゲームの途中経過はほとんど記憶にありません。結果としてそれなりの報酬が手元にある。何か頑張ったのだろう、ありがたくいただいておこう、何なら宵越しの銭感覚を発揮してもいいくらいだ。
 つまり、面白かった。こんなにきちんと見ようとするとは思わなかったくらいに。

 自分の受け取り方は、馴染みのある部品をうまいこと組み込んで話が作られているな、というもので、言うまでもなく間違っている、のだろうけれども、真っ当な順序の見方であっても、実は感想としてそれほど遠くないのではと推測しました。どの媒体からの情報が先に入ってきていたかが違うにしても。
 導入部がすごいすっ飛ばしだとは思いました。1ヶ月でこの子たちはどれだけのことをやってのけたのか。特にことりが完璧すぎて、どうも現時点で見た最新話である5話でその片鱗が明かされているのだけれど、そういう超人たちの集まりだったとは、今回初めて認識したことでした。
 そうだよね、アイドルだもの。「普通の子でも年頃だったら十分かわいい」が昨今の売りだと思っていたのですが、お話にするにはそれでは足りないのだろう。

 他に得られた知識としては、これ2枚目からは2話ずつしか入っていないのか。いやアニメには一般的な話なんだろうけれども、1枚目に3話入っていたことからすっかり3話ずつのつもりでクイズ上のスケジュールを描いていたので、5話目を二度見ることになりました。
 次いつ背中を押されるか分からないから、一期一会の機会は大事にしていきたい。しかし、せっかくの勢いも、1週間も経てばしぼんでいきかねません。
 そもそも2巻しか借りてこなかったのも、3巻以降が借り切られていたからですが、あたかも内なる抑制力が形となって現れたかのよう。果たして続きは見られるのだろうか…

 ついでに、なぜ「ススメ→トゥモロウ」という曲が3人しか参加していないのかが分かったのも学習でした。本当の初期メンバーによる立ち上がりの曲なのですね。
 この曲のサビは、自分にとってちょうど地声と裏声の境界に当たるため、切り替えが大変で、下手な高音責めよりずっと歌っていて苦しい。それをどう処理したものかが昨今のメインテーマであり、全体を裏声で妥協するという答えに落ち着きつつあったのですが、歌の背景にある彼女らの気持ちを知ったので、もう少し熱意を持って練習できる気もしてきました。
 声優さんはキャラの声で歌っていて、それは地声に連動しているのだから、出せるなら地声の方がいいに決まっているのだ。
 そういう個人的な収穫があると、もっと嬉しいです。続きを見ていければそういう特典もついてきそうな予感があるけれど、一区切りつくまでにもあと4巻あるってこと? 億劫だ…(←ここで『魔法使いと黒猫のウィズ』の月末周回イベント開催の可能性に思い当たる)



8/16(日)

 しかし、何だかんだ文句を垂れても、『魔法使いと黒猫のウィズ』が3週間以上にわたって用意した協力・対戦方式のモード「マジカルスィートDefenders」は大変に面白く、プレイ累積スコアでもらえる賞品をもらい尽くしてなお、専ら最速回答の腕を磨くために日々参加しています。
 一体の共通の敵を5人共同で倒すという協力プレイを主体に置きながら、5人の誰が最も早く正答できたかが追加点として明示されるため、否が応でも盛り上がる。
 いや、一方でそんな競争要素など好きではないという向きもあり、賛否両論を抱えてはいるのですが、クイズ好きが早押し勝負に魅力を感じたとして、誰がそれを責められるだろうか。

 この場合の問題点は、早押しが過ぎての誤答がチームの連帯責任として降りかかるという点数システムの不備にあるので、調整次第でもっと良くなる。
 より多くのみんなが楽しめる日が来るのを願って、現行システムでできるだけ誤答せずに早押しできる方策を練り、実行に移し、たまに失敗して落ち込む、そんなチーム内個人プレイに勤しんでおります。
 それってチームプレイしていると言えるのか。

 ちなみにその方策は、問題文が展開される前に示される4択の回答候補に目を通し、頭の中に入れておき、その一瞬後から出始める問題文と関連する選択肢を選ぶ、というもの。
 場合によっては選択肢を見るだけで回答に至れもするけれど、それは博打のそしりを免れない。純粋な間違い探しででもない限り、そこで踏み込んで勝負に出るのはミスの恐れから得策でない。と、何度のフライングで身に染みこませるように言い聞かせています(←いまだにやってしまう様子)。
 また、この簡単な方針は、相応に簡単な設問には大いに有効だけれど、出題の難易度が高まるとそれだけでは厳しい。システム上の2色パネル(中くらいの難しさ)に当たると、選択肢だけでは答えにたどり着けないので、素直に問題文を読む必要が出てきます。
 それが自力勝負という感じでまた楽しいのだけれど。分からない→誰かに任せる、という判断も含めて。
 それで解けて好成績が残せるから楽しい、という好循環なのだろうな。

 なお、この共同戦線は、互いに協力するという暗黙の了解の元に成り立っていますが、その了解の範疇から外れたメンバーに出くわしてしまい、人の心の闇を見た思い。
 具体的には、リーダーが人数不足で出発→リーダーに当てられた最初の問題を速攻で誤答→すぐに回戦落ち、で少ないメンバーが残される、という、駆動源が悪意であるようなリーダー。
 クイズのことなど眼中になく、大勢が集まるこの場を利用して、安全な立場で、いかに他人をいやな目に遭わせられるか、いやな目に遭っている他人を想像できるか、それによって心が満たされるという、カウンセリングを勧めたくなる心境のプレイヤーが、この広い世の中には確かにいたのです。
 滅多にない少人数での立ち回りを勉強できて、その場は自分にとって有意義だったのですが、厳しい戦いを終えた後で彼のリーダーの心持ちを推察して、いたたまれない気持ちになりました。あの人にとって世界はきっと生きにくい。



8/2(日)

 広報のまずさというか開発との連携の取れてなさのために、せっかくの良い企画がかえって不評を呼ぶ。
 
『魔法使いと黒猫のウィズ』が2週続けてこのへまをやらかして、一部の当事者にしてみれば大いなるとばっちりを受けているのですが、どうも運営側はこの事態を過失だと思っていないのかな。
 時間の価値は粗密が激しいけれど、それだけにうまく生かせればすごく得になるし、短時間での失態が大きいときもある。「損得の差が大きい時間」に、ちょっと思いをいたしてもらえれば、こんなことにはならないだろうに。

 先月末は大きなイベントを、重なりこそしないものの間髪を入れずに行うと、珍しく事前に期日指定の予告がありました。そう言われれば動きやすくもある。存分に楽しもうとスケジュール調整だってできます。時間を確保するよう、頑張りました。
 そして当日、二つ目の大きなイベントの開催は、その開催時刻になって初めて、時期を明示しない延期とされました。
 そのことにどれだけ落胆したか。裏を返せばどれだけ楽しみにしていたかが分かろうというものですが、延期そのものはやむを得ないとしても、それを事前に言えないことが残念でなりません。休日ならともかく、指定日は平日、それゆえ対応がめんどくさかったという私怨も込めて、今回のやらかし実績には月決め対価の価値なしと判断しました。

 そしてつい先日、記念カードがたくさん作られ、今回の記念カード専用の、秘めた能力を開眼させるアイテムの提供も大量になされるという大盤振る舞いが行われました。
 しかし、くじの開始よりも、アイテム提供のお知らせが2時間ほど遅れた。
 その空白の2時間を巡って、くじの当たりを直ちに、自力の貯蔵アイテムで強化した人が多数現れました。そりゃ記念カードが当たれば嬉しいし、その強さをすぐ引き出したい。その気持ちも分かります。
 自分がその罠にかからなかったのは、単にくじ開始の初日が忙しくてそちらに気が回らなかっただけで、結果的に様子見みたいになったのが功を奏したのですが(ついでに言えば、功を奏したと思えるためには、強化対象となる記念カードを引けていなければならず、どういうことか2枚も来てくれたという事実が背後にあります)、これはタイミングだけの問題で、振り回される目に遭う恐れも十分あった。
 本来なら貴重品のアイテムを、ばらまきと言っていいほど大量に配る。その賞賛されるべき行為が、段取りのまずさによって非難の対象となる。手持ちの汎用的な(今回のに限らずどのカードも強化できる)アイテムを消費し、手元に使いでのないアイテムが大量に残るという目に遭えば、得したとも思えないやりきれない気持ちになるのも無理からぬことでしょう。
 さらに、アイテムを生かすべくさらにくじに挑むという本末転倒思考にもなりかねず、それはたいてい良い結果の代わりに禍根を残す。

 いっぺん、スケジュール運びを多くの目でチェックして、おかしいところを洗い出す行程を踏む必要があるんじゃないだろうか。そんな心配、専門家たるメーカーに対して本来は失礼なことです。
 その手の専門家がいるのであれば、こんな初歩的なミスを犯さないだろうに。



Back

inserted by FC2 system