ゲーム+α日記(2015年9月)

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9/27(日)

 そんなこんなで次なるゲームが入り込む余地がそろそろあるのではと、これまた同じジャンルの音ゲー、というより『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』と真っ向から競合するであろう『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』に、リリース後初のイベントということで、初めて正面から向き合う週末を過ごしました。
 タイトル長すぎるだろ、という向きのために、公式が、デレステという略称を準備。そりゃもう、これ自分の知ってるアイマスじゃないものなあ。略語から略されても違和感ありません。

 手駒を揃えてリズムゲームに挑み、降ってくる音符をリズムに合わせて押す、手駒の強さとミスの少なさに応じてスコアが入り、新たな話や曲が展開される、という骨組みは『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』と同じ。
 応用可能な素材があらかじめたくさんあるのも多分同じ。いや、もっと徹底しているのかな。キャラ・絵・曲などなど。別のゲームでの発展から、すでにファンがついているのは大きな強み。
 大きな違いは、リズムゲームの背景で3Dキャラが歌い踊る、というところか。演出に残るアイマス風味。一緒に踊る人数が3人から5人に増えたことに歓声を上げる時代が確かにあった。同じ労力じゃないにしても、もう手のひらの画面がそれを再現しています。

 このゲームのことを知ったとき、ほとんどリリース直前で、サービス開始がワンテンポ遅れたiOS向けの先行登録がぎりぎり間に合う状態でした。登録しておくと、いわゆる課金アイテムが多めに振る舞われる。
 一方、ゲームを始めるに当たって、最初にくじのことも教わり、その引き次第でゲームを始めるかどうかを決める、いわゆるリセットマラソンというものを、今回初めてやりました。
 だからそれなりに熱心に付き合うつもり、と見せて、そこで満足してしばらく放置。本格的に戻ってきたのはつい先日のイベント開始時から、という流れです。
 そこには、『魔法使いと黒猫のウィズ』恒例の月末イベントが、あまり力を注がなくて良いできばえだったことが寄与している。他に回せるだけの力が浮いたのです。

 といっても、当方『デレステ』登場キャラとは全員初顔合わせにつき、マラソン終了の基準は思い入れではない。強さの指標となるだろうと、それほど欲張らない2等のレアリティで始めました。
 奥山さんというその当たりさんが、しばらくメインを張るよう願いたいSR級にもかかわらず声を当てられていない、割と不遇な存在だったことに、ちょっとショック。
 彼女をチームの中心に据えてゲームをするのだけれど、では曲に沿って歌っているのは一体誰なんだ? 歌い手と踊り手の不一致が、今このゲームで最も残念なところです。全員に全曲を歌わせたアイマス魂は今いずこ。
 そもそも彼女の不遇さは、あんまりな方言遣いにされてしまっているところにも現れています。こんなしゃべりはないだろう。少なくとも周囲にはいない。いないよな…? えーちょっと調べてみますが、地方の誤解が進みそうで心配です。

 序盤は彼女含むあり合わせメンバーで、それでも簡単な方からクリアしていったのですが、難易度が上がると、たとえフルコンボでもスコアがまるで足りない。
 これは補強が必要だ。たとえ外れでも、今のほぼ一般人なメンバーよりは強くなるはずだ。
 そう信じて、事前登録の贈り物も使って、一回だけまとめくじを引きました。このゲームは「ガシャ」と呼ぶのだな。何か権利的な制約があるのだろうけれども、一貫してくじ引きと扱っていきたい。
 まあ何ですよ、ゲーム開始後しばらく放置しておいた効果がここで出たのだと信じて疑いません。どうせ山ほどあるストックから、1枚を恵んで顧客に仕立てる、そういう戦略はまことに有効なのだし、当選確率がいかほどであろうとも撒き餌をつけない訳がない、と、根拠のない妄想に耽ります。
 最前のマラソンとは違う、やり直しのきかない一発勝負のくじから出てきたのは、「諸星きらり」なる、うーん何だろう、外人さん? 酔っ払いさん? みたいなしゃべりが特徴的なキャラでした。ちゃんとサインも決まっているらしく、直筆(?)しながらのご登場。さすがは1等、SSRの貫禄です。

 彼女には声がついており、セリフとともに破壊力抜群の抑揚ぶり。彼女を見出したプロデューサーの眼力には敬服せざるを得ません。あ、それ自分の役割なの? 圧倒されっぱなしです。
 そんな彼女もゲーム内では抜群の実力者。当面は彼女を軸に進めていくことになりそうです。
 あー、奥山さんがあれに勝てないのは無理もない。変に歪曲されていない田舎の魅力を、彼女から見つけられるよう願いたいところです。

 要約すれば「ゲームを始めてSSRきらり当たりました」で済むところをこの長さ、そしてゲーム内容に全く触れられていない。追い追い書いていきたいと思います。
 運営サイドの企みどおり、しばらく続けられそうなので。



9/23(水)

 夏休みよりは長かった秋の連休も今日で終わり。こういうときには、長距離移動など、ネット常時接続ゲームを遊ぶ環境が整わないことが多くて、それは長い目で見れば良いことなのだと思います。
 頑張るときりがないからな。

 『魔法使いと黒猫のウィズ』が、そういう際限のない頑張りを用意する姿勢を見せる一方で、どうも一定まで頑張ったらそこで卒業、というラインを引きたがっているように見えるのが『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』
 このゲームの持ち駒は4段階の貴重さに分かれていて、上から2番目のSRは、くじでも出るけれどもイベントを頑張れば手に入る。それも、全く同一のカードを2枚手に入れて「覚醒」させることでより強くなる、というところまでフォローして。
 それ目当てでイベントに熱心に参加していくと、やがて手駒が覚醒SRで揃うことになる。
 そこではたと戸惑うのです。この次は何を目指したらいいのだろう?

 固有のスキルにもパラメータにも各カードごとの設定の違いがあるけれど、レアリティの差に比べれば小さなもの。戦力の明らかな増強という観点からは、スタメン9名×3色の計27枚が揃ったところで、それ以降の補強にはかなり大きな壁が立ちはだかります。
 さらにイベント参加に情熱を燃やし、覚醒に加えてスキルのレベルも上げる(もう1枚同じカードを取れば可能)か、くじでさらに上等なURクラスを引くか。前者は膨大な時間が、後者は1%の強運が、それぞれ必要になります。
 そうなると、ここで足が止まらざるを得ない。これまで通りの頑張りでは、もうスタメンは更新されない。それでは時間を割くのに見合わない、と感じてしまいます。
 そして、キャラ愛に突き動かされない限り、もっとゆるやかな、課金要素から離れた、用意のストーリーを見たり新曲や新しい難易度に触れたりという遊び方にシフトしていくのが予想できます。
 当方にとってその未来はそう遠くはない。既に赤チームは飽和しており、緑と青に若干の余裕がある程度。

 これって、ゲームの作り手が思うとおりの展開なんだろうか? ある程度遊んだら卒業して下さいね、という方針? あくまで宣伝素材と割り切っているならともかく、それは損だと思うのだけれど。
 先日、メンバー構成に特定の条件を付けた遊び方「課題」の提案がありました。そういう形であれば、もっと多くのキャラを生かせると思えて、諸手を挙げて賛成したい新要素だったのだけれど、実装以降、新たな課題の提示がない。
 どんどん縛ればいいのにと思います。ウインク限定、帽子限定、水着限定、何でもいいと思う。そういうのでもないと、キャラを増やそうとも思わず、くじを引く動機も出ない。1%狙いに飛び込む人だけが頼りでは、せっかくのコンテンツがもったいないと、人ごとながら心配しています。



9/13(日)

 『魔法使いと黒猫のウィズ』のだらだらプレイの合間にという名目が崩れた今、何とかしてこの手元のレンタルアニメ『ラブライブ!』2枚(7〜11話)を見る時間を作らなければならない。
 むしろその時間の合間にできることが『黒猫のウィズ』の中にあるはずだ。
 そのような転回の末に、どうにか消化することができました。それが先週末のこと。
 そしてさらに、同じ手法で1枚を今週追加できた。なかなかやるな。このペースはほぼ2〜3年分の視聴貯蓄に相当します。今年で一生分行くのかも知れない。

 フルメンバー揃った! → センターは誰だ → ことりとワンダーゾーンの秘密 → 合宿で上下の礼を取っ払う → 知られてない記念のライブ、というめまぐるしい展開でした。
 それぞれに思うところ、見所がありました。

 センター・合宿の回では、穂乃果のすごさがこれでもかとばかりアピールされてました。
 センターとか言うけれど、そんなものは所詮外部の都合。自治グループにとっての問題はチームリーダーの存在なのであり、そうあるためには技量は必ずしもなくていい、最も必要なのは次に何をするかを決めること、というとても真面目な内容。
 技量は、次にすることを考えるヒントになるかも知れないけれど、そういうのとは別の情熱やら使命感があって、オープニングよろしくラッパを吹いて皆を鼓舞するものこそがリーダーなのだ。
 そんな穂乃果の率先ぶりに改めて瞠目したのは、合宿に合わせて企まれた「先輩禁止」令の実践でした。

 いくら本人から振られたからと言っても、目の前にいるのは、かつて丁々発止のやりとりを繰り広げた、上級生でも最上位に属する生徒会長。そんな彼女に向かってちゃん付けで呼ぶ、というのは、穂乃果自身もためらいの表情に加えて直後に述懐していたけれど、並の度胸では済まない、と、遙か彼方の学生時代を振り返って想像します。
 それをやってのけるのだから、穂乃果はすごいのだ。そしてみんなもそれに倣うようになる。まさにリーダーの所行と言えます。
 ゲームで最も気になっていた設定が明らかになった、とても重要なこのシーンだけ、何度か巻き戻して繰り返し見ました。

 後は、ここまでだとことりに役を振りすぎかなと感じられる。たった数ヶ月で伝説的地位に上り詰める才能の持ち主にして、とりえが何もないことに悩む、という悩みの贅沢さ。最後がすべてことりの夢の中のお話でした、という夢落ちさえ思い起こさせるフィーチャーぶりでした。
 確かにいじって面白いキャラではあるが(主に声が)、他にもメンバーいるでしょ。役を背負わせてあげればいいのにと思います。
 そして、今回見た最後のライブ、雨の中歌われた「No brand girls」ですが、これを高校生に歌わせ、その歌詞を書いたのが海未という設定なのが面白くてしょうがない。アニメもゲームにも出てこない2番には「苦しい胸はNo good」とあるのがNo bra(nd)つながりを感じさせて良好です。
 でも、勢いがあっていい曲なのだよなあ。これも何とか持ち歌にしていきたい。最初のはいはいはい!は歌唱に入っていて、次のは声の高さが違うのでバックコーラス、というあたりを使い分けていきたいと思っています。

 ときに、第一印象と現在とで最も離れているのが、お金にまつわる問題。最初に大まかな設定を聞いたとき、廃校の危機は経営が苦しいからだと思っていて、そのためにはお金を集めよう、という運動だと思っていました。
 ならばそれは身売りではないか。うら若き乙女が体を張ってお金を集める、それは春を売るのと大きく違わないのではないか。そう捉えて否定的だったのです。
 でも、少なくともこのアニメには、お金の話は一切出てこない。実はなぜ廃校になるのかがぼやける感じもするけれども、うまく誤魔化されている感はある。
 また、新進気鋭のμ'sが勝手にグッズ化され販売されているのに、気にするのは自分がいるかどうかだけ。商売関連のどろどろはきれいに漉し取られています。
 これはそういうコンセプトだと思うほかない。もう一つの特徴である「男が出てこない」のと合わせて、どうにかして面倒を取り除いて幸せ空間を作り出そうという工夫の産物なのだと思い、その効果を実感しているところです。



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