ゲーム+α日記(2016年8月)

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8/28(日)

 この月末は、きちんと遊んでいる3本のソーシャルゲームがそれぞれにイベントを開催していて、その対応に忙殺されることになりました。
 と表現すれば業務のようだけれども、その中でやり遂げた思いが強い、お仕事の惰性っぽさとはほど遠い達成感を、
『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』から得られました。

 テーマは、課題曲「Near to You」の最も難しいMaster+モードをフルコンボでクリアすること。それによって、最高級のスコア評価「金トロフィー」もついてくる。
 フルコンボはいつも目指す目標ではあるけれど、今回は特に意気込みました。それはスコアのためでもあり、その前提となる手持ちを優遇されたからでもあった。フルコンボしたからってプレイヤー全体から見れば大した位置にいないのがいつもなのに、今回は違った。こんな接待を受けて金が取れないのは申し訳ないという思いがあった。
 すなわち、何ヶ月か前に数日だけ開かれた確率アップくじ引き期間で、2種類目のSSR渋谷凛が来てくれていたから。
 さらに、現在手持ちにいる最も価値の高い(メンバーに加えていると高得点が出やすい)SSR8名のうち、彼女と組み合わせて相性の良い「色違いのボーカル強化タイプ」が3名おり、残り1の自由枠に誰を加えても「色違い3種でボーカル能力アップ」という特殊な渋谷2嬢の能力発揮が約束されているから。
 まさに彼女をセンターに迎えるための布陣であり、色がバラバラなこれまでは零細だった当プロダクションが、いきなりスコア的に輝きだしてしまいました。

 ということでやる気を出してパーティー編成。
 足りない腕前を補うべく、自由枠に「コンボ外れが少しだけなら大目に見てあげる」判定強化を入れ、さらに本来なら得点源のボーカル特化枠をも「コンボ外れが少しだけなら大目に見てあげる代わりに体力を奪う」オーバーロードSRを恥ずかしげもなく投入する万全のチキン体勢。
 その一方で譜面の予習復習も欠かしませんでした。特にラスト近くの、プレイしながらではどうしても見切れなかった、
・左手で右端から左端まで一気になでる
・その左手が画面中央まで来たところで、右端に降りてきている長押しを右手で押さえる
・左端までなできった左手で画面中央の音符を押し、同時に押さえていた右手を左側へフリックする
・すぐに左2箇所を右左右左と交互に押す
・間髪を入れず、右2箇所をつなぐ矢印を2回連続でなでる
という流れは、動画を見て理解しつつ、久々にシャドータッピングしました。そんな言葉があるのか知りませんが、完全に手順を覚えて、その順に手が動くように机の上で何度も練習する、というものです。
 曲や音符がないので極めてやりにくいけれど、それが暗譜できるくらいなら、本番では視覚聴覚の補助でよりやりやすくなっている。

 イベント最終日まで取り組んで何とか2度、フルコンボ扱いを達成。最初はミスを拾ってもらって、しかし最後には正式にミスなしで。もちろん嬉しかったけれども、全力を出し切ってこれ以上できない・やらなくていいという解放感、義務を果たしたとの安心感も同時にありました。
 …あれ、やっぱりなんだか仕事のようではないか。
 しかしいずれにせよ、山吹色に輝くトロフィーを受け取って改めて感じるのは、この手のゲームが「ゲームを遊ぶこと」自体にまったく金銭的な価値をおいていないことへの驚きです。こんなにも強い感情をもらえるのに、対価を受け取らないなんてどうかしている。
 そう思えれば、お礼としての課金までの道はそう険しくない。それがゲームとプレイヤーの健全なやりとりだと思うのですが、多分化石のように古い考え方なのだろうな。



8/21(日)

 オリンピックの特に体操競技を見ていると、演目の内容を予習しているアナウンサーが、演技の特徴だけでなく、ここがクライマックス、などの予告を含めて話してくれます。
 そうした演技の難易度の山谷は、当然、選手の頭の中にも描かれているはずで、それが破綻なく一本の線につながったときはこの上なく満足するし、失敗したときにも線が切れたことは意識しても、続いている競技への集中は切らさないよう、頭を切り換えるのに必死になることでしょう。

 世界レベルのそういった戦いになぞらえるのは全く不適当ではあるけれど、最近リズムゲームを遊んでいると、初見の楽譜でもない限り、つまり予習がされていて勘所も分かっている曲であれば、頭の中に解説君が現れて、プレイを盛り上げてくれることがあるのに気づきました。
 頼んでもいない他の人に勝手にしゃべられるのはどうかと思うけれど、自分がやっているなら無意識に望んでいるのだろう。演者としての自分が目指すのは一本の線を繋ぐことで、それへ向けて気持ちが高まるならいいことではあります。
 「これから難所」という心構えができることが少しだけでも助けになっているように思う。息継ぎをそこへ向けて整えたり、ちょっとだけ丁寧さを心がけたり、以上のことはできないし、あまり普段のスタイルと変えすぎてもそのせいでミスったりもするから、ちょっとした注意だけでいい。
 予習が大切というのは、ゲームをうまく演じる上では当たり前のことながら、楽しむ上であらかじめエネルギーを要求するのは違う気もしていたけれど、今はアドリブプレイとは別の、一旦注いだ努力が安定に寄与することの楽さも楽しみのうちと思って、受け入れています。
 単純に新しいものを追う努力が億劫になって、今あるものを大事にしたい、という保守性の表れでしかないのかも知れないけれども。

 そんなわけで、知っている曲ばっかりがランダムに出てくる『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』の今のイベントが今は楽しい。思考停止の楽しさです。



8/7(日)

 ちょっと迷ったけれど、懺悔しておこうか。
 
『魔法使いと黒猫のウィズ』の5人協力戦で、他人がいやな思いをすることが第一義であるような遊び方を遊んでしまったことを。

 協力戦の1つに、水属性を揃えて戦うモードがあって、そこで大変に有能な、持っているかどうかで戦い方が大きく変わるキャラがいます。
 どれくらい変わるかというと、5人が合計4体も持っていると、8ターン経過後にそのキャラの必殺技が一斉に放たれ、ほぼそこで勝負が終わるという強力さ。
 いなくても何とかなるけれど、いたら退屈なレベルで楽になる。楽になりたいと思うなら、自分で持っていればあるだけ参戦させればいい。しかし、くじの当たりキャラなのでみんなが持っているわけではない。
 持っていない、でも楽したい、そういうときはどうするか。
 一つのひねった工夫として、特にチームを募集するために部屋を立てる人(ホスト)ができることがあります。それは、そのキャラのゲーム設定上の恋人というか運命の人的な立場のキャラになりきって、助けを呼ぶ、というものです。プレイヤーが先頭に置くキャラが代表として表示されるので、そのキャラを先頭に置いて、同時に示されるコメントも、ふさわしい口癖もつけてそれっぽくしておく。

 これを初めて聞いたときは、なかなか面白いことを考えるものだと感心した。しかし、いつしかそういう人たちが目立つようになった。
 なりきりプレイはこっそりやるなら面白いけれど、そうそう大っぴらにされても興ざめだ。しかも、その相方キャラは、今回の協力戦に特別な役割を果たせない。それを入れるくらいならいくらでも代わりがいるだろうという、性能的にはその他大勢の位置づけ。
 そんな弱いキャラを押し出して、つまり自力を落としていることをわざわざ公開した上で助力を求めるのも、これまたひっそりやればいいものを、大手を振って寄生を開き直られている感じがして気分が悪い。
 そう、気分が悪いと思ってしまいました。自分だってそういう立場は分かるはずなのに、目障りだと思ってしまった。
 ここで、それ以上見ない、というネットに一般的なルールを自らに適用すべきでした。それは反省点で、今後に生かしたい。
 生かせなかったそのとき、代わりに、対抗できる一つの悪だくみを思いついてしまった。ホストが弱体化したメンバーで臨むなら、ゲストにもその権利があっていいはずだ、と。

 強力キャラには名前があって、恋人キャラは彼を略した愛称で呼ぶ設定です(嫌がられているけれど)。
 一方、略されるとそのように呼べなくもない別のキャラがいます。一応属性は水で合っているが、性質は違うものの、役に立たなさでは恋人キャラに引けを取らない、しかもイケメンではないキャラが。
 呼んだら勘違いしてそいつが来た、そういうなりきりの重ね方もありなのではないか。そんな場面に出くわして、ホストはまだなりきりの姿勢を保っていられるか。ホストの芸を見せてもらおう。
 そんなふうに正当化して、実行に移しました。弱キャラを戦闘に据えて、それっぽい煽り文句を添えて。

 突撃する部屋の基準は、恋人キャラが先頭で、かつコメントが意識されたものになっていること、また、レベルが低い(キャリアが浅い)と、そもそも自分の用意したキャラを知らない恐れがあり、ネタが分からないのでは気の毒なので、目安としてレベル300以上。
 それらを満たしたホストを探すのは、そんなに難しいことではなかった。そして、2名が犠牲となりました。一人はすぐに部屋から退出し、もう一人はそのまま戦いに出発して何とかクリアとなった。
 一度戦闘を体験したことで、ふと我に返りました。自分が、気分が悪いと思わされた相手と同じレベルに落ちてしまっていると。気分の悪さを伝播させていると。それは良くないことです。広めるべきは楽しさとか感謝とか喜びとか、ポジティブな感情でなければならない。そこでやめました。
 今は反省しています。

 現在開催中のくじ引きで外れを引き続ける手ひどい目に遭っていますので、これを悪さの報いと受け入れることにしたい。
 あとは、今後の協力プレイでより良い方向へ皆を導けるプレイを心がける。煽り合いも楽しみの一つではあっても、あくまで降りかかる炎を払うに留めよう。



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