ゲーム+α日記(2017年7月)

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7/28(金)

 先週末から今日にかけての1週間は、スマホアプリゲームで何タイトルまでを、イベント開催について遊んでいけるかを試すような日々でした。

 その成果は、
『魔法使いと黒猫のウィズ』では月一イベントの魔道杯にて総合報酬を獲得(金〜月でプレイ時間およそ10時間)。このタイトルではけっこう頑張った感じ。
・『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』のイベントでは、上位報酬をもらうところまで累積ポイントを溜めつつ、課題曲の最難関を久々にフルコンで下して金トロフィー獲得(1週間で延べ4時間くらい?)。課題曲攻略には力を入れたけれど、遊んだ時間の総和にほぼ比例する累積ポイントはそれほど頑張っていない。
『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』は新しい複数人が絡むイベントで、これはまだ続いているけれど、だいたい毎日30分として1週間で3〜4時間。目新しさもあって楽しいので、結構頑張っている。
・この繁忙期にまさかの参戦を果たした『アイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ』は、軽く触れる程度だったけれど、それでも2枚の主な報酬まではもらって、これに体感で延べ2時間程度。緩やかな接し方。

 いろいろなことが分かった取り組みでした。
 まず、夏休みもない中ではこれが限界です。よく戦った方だと思う。具体的には、家にいる時間は風呂と就寝以外は全てゲーム。
 そして、上記の書き方が、自分が各タイトルの何を重視しているかを表している。それ以外にもやれることはあるけれども、そんなに頑張らない。楽しくなくなってしまいます。
 というか反動が来ています。ちょっとゆっくり休もうではないか。幸い、週末を迎えました。各タイトルは束の間の休息に入っている。それが必要なのは作り手ばかりではありません。
 これからは、どのように端折るか、あるいは諦めるかを考える時期だ。優先になるのは楽しさなのだけれど、ここに長く付き合っているゆえの愛着という厄介な要素が絡む。一旦離れれば気にならなくなるけれど、その場に属している感じで身動きが取りにくい、それなりの立ち位置と引き替えの動きにくさが心地よくもある、あの面倒な心境とどう折り合っていくか。
 もしかしたら腕前、もっと厳しくは体調などの面から、否応なく脱落となる場面も出てくるかも知れない。そういう根なし草なりの覚悟も、しておくべきでしょう。
 振り返ってみれば、お祭りのように慌ただしくて、楽しい週だったなあ。今後起こるんだろうかと思えるような賑やかさだった。これがずっと続けばいいのに。



7/17(月)

 ちょうどこの週末は、(自分で遊んでいる)他のリズムアプリゲームの勢いが落ち着いていることもあり、『アイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ』がシェアを広げるための攻勢をかけるならいいタイミングだったと思うのですが、割と穏やかなキャンペーンに留まって拍子抜け。
 いや、ありがたいことではあります。

 そもそも、ちゃんと遊ぼうと思ったら現行の3タイトル(『黒猫』『スクフェス』『デレステ』)で手一杯、さらに捻出できる時間などない。
 それを前提にした上で、なおかつ『ミリシタ』に手を出せる理由があるとするなら、それはこのタイトルが持っている緩やかさが効いています。
 システム上では、忙しいなら時間は取らせませんよ、ちょっと付き合ってもらえれば十分ですと言わんばかりの「お仕事」システム、そして肝心の音ゲーは背景の踊りに気を取られても残りの注意力で対応できる譜面のアバウトさが、その内訳となっています。
 簡単に言えば、気になった女の子に見とれながら遊んでいればいい。しゃかりきになる余地はあるとしても、プレイヤーがそうしようと思わなければ、鑑賞ソフトとして優秀。

 具体的には、気になった「桜守歌織(さくらもり かおり)」さんが、5人組の中心だったりソロだったりでいろんな姿を見せてくれれば、それで十分なのです。
 スコアは追わない、カードのバラエティもあれば越したことはない以上には考えない、そもそも資材不足で何人もの強化をすることさえできない。ならば、ただ一人だけ、これと決めた人を見守るのに徹したつきあいかたをすればいい。それをゲームが許してくれるなら。
 今のところ、許されているようです。
 開始直後のサービスで、6人の中から誰か一人、最高レアのカードを当てられるプレゼントがあった。その中に歌織さんがいるので、最初からくじ引きシーンまでゲームを進めて彼女を引けなければやり直し、引けるまでこれを続ける「リセットマラソン」をやりました。
 その上で、一人では心細かろうと、その時点で3回追加で引ける普通のくじで何かしらいいものが出たらスタート、というマラソンの方針で取り組みました。
 本気でやらないにしては随分な厳選ぶりですが、正直後者は特に必要なかった。結果的に出てくれたからいいものの、大目的は達成されているのだから、さっさと始めても良かった。
 こうして今は、囲い込まれた小さな幸せを手に入れています。

 配信中の10曲程度をやってみたら、どの振り付けも一生懸命こなす歌織さんがかわいい。紺色と白でまとめられた専用衣装もとてもよく似合っています。
 特に注目すべきは「トキメキの音符になって」という曲で、設定では13歳の子の持ち歌だそうですが、これをちょうど10歳上の歌織さんが、全くそのような痛々しさとは無縁の愛嬌を振りまいて演じる様子に、思わず音符を叩く手も止まりそうになります。
 ずっと見ていたい度合いが『デレステ』より上だな。何が違うんだろうか。
 そしてこの「トキメキの音符になって」が良い曲なのです。途中、どこか懐かしい音の運び(一生懸命探したところではスピッツの「旅人」に近い一節がある)を経て、サビは非日常的な落ち着かなさの音運び。
 これを子供声が歌い、そこに合わせて歌織さんが振り付けを舞う。完全な調和は意図されていないだろうに、とても良い見物になっています。

 そこで満足させるのだから、運営さんは割と淡泊なのか、ないしは裏方を取り仕切る事務員(ゲーム内の)が新人さんということでまだ不慣れなのか。
 先日、新メンバーがくじに追加されたものの、初代『アイマス』組(このゲームに先輩役として出てくる)以外は全員初顔合わせなために、前もって展開されている原作からのプレイヤー層の興奮度合いについていけない。
 それでもせっかくだからと、もらい物をかき集めて1セット(10回分)引いたら、まさに先輩格たる顔なじみの春香さん(の最高レア)が来てくれたけれど、懐かしい以上の感情が出てこない。
 『デレステ』の運営なら、様子見のプレイヤーをぐいぐい引き込むためなら
限定の放出を厭わない貪欲さがありますが、こちらはそうでもない様子。いやもちろんありがたいことではありますが。感謝はしていますが。
 これから、歌織さんを通して、良い曲に出会えて、くらいのそこそこ楽しい思いができれば、それで良いのではないかと思います。
 ……このスタンスなら、貪欲な『デレステ』の事務員さんもご納得いただけるだろうか? 審判はそのうち下されるだろう。



7/9(日)

 『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の今回の課題曲「リトルリドル」を使ったイベントが、こんなに長く続くとは思っていなかったけれど、こういうものは期限を切ってもらった方がやる気が出る。
 たとえうまく行かなかったとしても、精一杯練習して集中してやってだめならしかたないではないか。何もしなかったわけではない。
 ただ、今回味わった本当の問題は、ダメだったこと自体よりも「ダメだったかどうかがはっきりしない」という点でした。当該スキルが出てから既出の話題ではあるのだけれど。

 先月末に、このゲームの直接の競合、本当に直接すぎてなぜ出すのか理解できないレベルに近い出自とコンセプトの『アイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ』(略称は『ミリシタ』だそうです)がサービスを開始しました。
 競合としての認識は、そのタイミングに合わせて『デレステ』側が取った施策が、「SSR(最上位レアカード)くじ排出率が一定期間従来の4倍増(一定期間後は2倍増)」かつ「一定期間内にログインしたらくじ10回券をプレゼント」という飴だったことから窺えます。最大級の警戒を要する相手だと捉えて、そちらに客を取られないよう、囲い込みに入るためのばらまき策だったと思われます。
 そのサービス期間が始まった時間帯、当方はさっそく『ミリシタ』を試していました。さわりを遊んで、最初にもらえるくじ引き券で運試しをして、といった手探りを1時間くらいしていた。その後で『デレステ』にアクセスしたのですが、その後の結果から妄想するに、満を持して用意したサービスにすぐさま飛びつかなかったあたりで、飴が足りなかったと判定されたのではなかったか。
 もちろん妄想でしかない。こんな運任せに正気で向き合うことなどできない。何かしらの陰謀論やオカルトは常に頭に置いておき、熱くなったら浴びせる冷や水として準備しています。それに振り回されすぎるのもうまくないので、そこは加減で。

 『デレステ』がその日もたらした接待は、腰を抜かす級の大胆さでした。
 10回+1回で、今回のサービス期間「フェス」の目玉商品と、前回の「フェス」の目玉商品が揃ってやってくるという、交通事故級の大判振る舞いだったのです。
 今回の目玉は最も当たりやすいからまだしも(いやそれだって1くじあたり0.75%だ)、前回のは公表されているところでは一桁低い0.075%だという。10回まとめ引きでなお1%に満たない、当たりの中では一番欲しかったそれがピンポイントで届けられたとき、見張られている感を強くしました。これが私たちの前払いだ、浮気したらどうなるか、分かっているな? という幻の声も聞こえたようでした。
 かくして、今回のイベントにも張り切って参加することになった、という背景があります。幸運の自慢も鼻持ちならない、長い前置きだ。

 問題は、最も欲しかった能力「スキルブースト」の副産物にあります。
 この能力は、発揮されているあいだは「他の人の能力を高める」効果がある。単品では何の効果ももたらさないが、掛け合わせて相乗効果が得られる。
 スコアアップならアップ率がさらに高まるし、ライフ回復なら回復したときの増加量が増える。ここまでは問題ないのだけれど、厄介なことに、「パーフェクトサポートはサポート範囲が広がり、ミスでもパーフェクト扱いされる」。
 とても強力です。その拡張効果自体は、まあゲームだしそういうのもありなのかという気はする。ただ、何でもかんでもパーフェクトになってしまうことで、自分のミスが知覚できないという弊害が生じます。
 その弊害は、遊んだその回の結果には影響しない。それを受けてプレイにフィードバックをかけることができないという点でまずいのです。上達しなくなってしまう。
 近い効果で、ミスとは言えないがだいぶずれたリズムを刻んでもコンボが継続する「オーバーロード」では、リズムを外したらそう教えてくれた。失敗を示す音がなって、結果発表でも失敗の回数が分かって、しかしコンボはつながった扱いになっている。だから、本来どれだけミスっていたものを成功と見なしてくれたのかが気づけて、結果オーライでありつつも改善を図る余地も残す、良い調整のスキルです。
 それに対して、「パーフェクトサポート+スキルブースト」では失敗がなかったことにされてしまう。失敗かどうか分からないということは、成功かどうかも分からないということです。改善の手がかりがつかめない。

 今回の課題曲のmas+についてはずっと、「スキルブースト」も「オーバーロード」もいない構成で練習を重ねることで、ミスの要因を探し、改善しようと試みていました。それでも、最後までコンボが維持できたことは、数十回しただろう練習を通してただの一回もなかった。
 リラックスした状態で臨める練習でさえダメなのだから、緊張する本番で力を発揮するなどもってのほか……なのが常ですが、1度だけ、最序盤でミスしたもののそれ以降はずっとつながり通せたことがありました。その結果、フルコンボに迫るスコアを得て金トロフィーの標準を突破。ただ一度の奇跡でした。
 その奇跡の訪れを素直に喜んでいいのか。練習の成果が曲全体ではなくても現れたと、自分の労をねぎらっていいのか。そんな気分になれません。証拠がないから証明もできないけれど、何回やってもうまく行かなかったパートがことごとくうまく行くようプレイできたなんて思い込めるほど、幸せな頭はしていないつもりです。
 たぶん、練習メンバーと異なる、本番の構成メンバーの中にいた「パフェサポ+スキブ」の効果が抜群だったのでしょう。プレイに夢中で気づかなかったミスを、2人のタッグが救った。一方、序盤のミスで力が抜けているから、ずっとつながっているよりは気楽にプレイできた面もあるだろう。この後も絶対ミスると諦めて最後まで脱力プレイしていたから、なんと残り全てつながってクリアしました、こっそり蓄積されていた実力が発揮されたのですね、なんてストーリーは虫が良すぎる。
 だから、強すぎる効果も善し悪し。ただしコンボが総スコアに対して最も影響するのだから、おいそれとは手放せない。麻薬のようなものだよなあ。自信にするためには、このコンビを解消してなお結果を出さなければならない。課題曲をこなすのにも苦労している分際で、その余裕があるだろうか?

 なお、『ミリシタ』では、初期の主力メンバーの中で最年長と思われる音楽の先生に魅力を感じました。
 キャラクターデザインが全体的に年齢差を読み取りにくくできている中で、最年長の証はどのように示されるのか。年齢差10近いメンバーを従えてセンターで元気いっぱいに踊り回るスカート姿はとても年の差を感じさせず、とてもかわいらしくて良いと思います。(←裏切り者… 見張られていることを忘れるな…)



7/2(日)

 今年1月に仮定の形でも不安を書いたのが印象に強くて、それ以降も継続的に思ってはいるのだけれど、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の課題曲を解き続ける習慣がどれくらい続けられるか、改めて心配になっています。
 このところの課題曲のmas+(最難関)たちは、けっこう手強くてフルコンボできないこともしばしばなのだけれど、そしてミスが序盤か終盤の端に出たためにコンボ継続スコアがそれほど落ちなかったのが金トロフィー(上位5000位)獲得に幸いしているに過ぎないのだけれど、どうも曲の難しさに関して、世間の評判との感覚にずれがあるようだ。
 先月の課題曲「Yes! Party Time!!」が易しめと聞いて、先述の不安が一気に高まってきた感じです。

 この曲はとにかく音符が詰まっているので、スクロールのスピードを速くして距離を広げることでタイミングを知る工夫が欠かせなかった。
 そうしないと、手はともかく眼が追いついていけない。最終的には他の曲の1.5倍くらいは速くしてようやく譜面通り叩けると思えた。
 この経緯がみんなそうなら特別問題にすることでもないけれど、それが自分だけだとしたら。他のプレイヤーたちは何ら気にすることなく、あの譜面を見切っていたのだとしたら。
 この現象は、自分の情報処理能力が低い、ないしは低くなっていることを示すのではないか。

 速度を上げれば見えるのだから、動体視力は悪くないはずだ。
 見えれば押せるのだから、反射神経にも異常は認められない。
 一度に処理できる情報が多いときが問題なのであって、そこが世間様に比べて劣っているようだ。
 これまでそういう譜面がたまたま出てこなかったから、たまたま巷の評判と自分の評価が近かっただけなのかも知れない。
 ならば、問題は、「低くなった」のではなくて「低い」ことか。それならまだいいか。
 真に恐れているのは、これまでやってきたことができなくなる日が来ることで、もとから能力が低いことではない。できなくなるのは切ないけれど、もとからできないことは、できるようにしようとしたり、諦めたりできる。どっちも結果は同じかも知れないけれど、現実を受け入れる壁の高さが違う。
 そういう比較は、これまでどういうことができてきたかという実績から生まれるものなので、履歴に乏しい若者の発想ではない。

 先の不安がぶり返してから、今日このように書き記してみて、不安は薄らいだけれど、「できる限り現役でいたい」という思いは変わらない。
 少なくとも遊ばずにゲームのことを語るようにはなりたくない。それは最低限の線引きで、そこから何段階ものステージを、できるだけ転げ落ちないように踏ん張りたいと思っています。
 ひとまず、今の『デレステ』の課題曲「リトルリドル」のmas(2番目に難しい)は、相当苦しんだけれどもフルコンボできた。そこを起点に、上を目指そう。
 ……もし今日までにフルコンボを達成できなかったら、こんなことも書かなくて、もう少し軟弱な道を歩くことにしていたかも知れないけれど。



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