ゲーム+α日記(2022年7月)

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7/25(月)

 ずいぶんと多くのプレイヤーを抱えながらサービス終了のお知らせが唐突に出たことで初めてそのタイトルを意識した『東方ダンマクカグラ』を試しにインストールして遊んでみています。
 どれだけ根を詰めようが頑張ろうが遠からず触れられなくなるゲームであれば、メインコンテンツであろう曲たちに接することに専念できようというもの。
 触ってみて、これはもしかして数ヶ月前に親戚の子たちが遊んでいたゲームではなかったかと思い至り、もしかしたら彼らも嘆いているのかもしれないと少し身近に感じました。

 山ほど曲があってキャラがいるリズムゲーム、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』からフリックを取り除いた感じで遊んでいてあちらに変な影響も出なさそう。
 フリックがない分、左右にタカタカ刻むノーツが多く感じられ、それはこのゲームの特徴なのかもしれなくて悪くないと思いました。そういった形で曲をよく聞いてリズムを取ることの楽しさは、『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』から教わったものだ。

 ただ一方で、このゲームがサービスを続けられないと判断した経緯も少し分かるような気がします。
 好きな曲をバックにリズムを刻み続けることが好きな人ばかりじゃないということ。そんなゲーム好きが世の中にあふれているならとても良いことなのだけれど、多分みなさんそうじゃない。
 他の何かしらの要素、キャラだったり話だったり声だったり、あるいは曲を聴くこと自体だったりなのか、どこかに興味を見いだせないと、自分にとって特別なゲームという感じが出てこない。
 そして、そう思うことによって人は身銭を切るのだと思います。そこまで持って行かせるための道のりがはるか遠くにあるかのように、基本無料ゲームはプレイヤーをしつけてしまった。

 自分はこのゲームの一番の魅力をゲーム自体、曲を知りつつフルコンしていくことに求められているからいいのだけれど、それは他の要素にあまり魅力を感じられないことの裏返しでもあります。
 キャラたちはかわいいけれど、言っていることがよく分からない。それはこのゲームの背景を知らないからそうさせているのかも知れないにしても、そうなるとこれらのキャラによって進められるイベントストーリーが全く面白く感じられない。
 演出も正直なところ旧世代というか、せっかくキャラが動いたり頑張っているようなのにそこで全力を使い果たして残りは効果音でごまかしているあたりがやるせない。
 自身の世界に忠実に生きているキャラたちを見るのが楽しくて続けられるゲームもあると思うのですが、これはそうではない。

 アンケートに答えることがチュートリアルの一部に組み込まれていたのでやってみたけれど、設問がどれもこれも当てはまらないものばかりで困りました。
 率直に客と見なされていないことが伝わってくる、ど狭い選択肢の数々。何かのイベントらしいのだけれど固有名詞の見当もつかない。辛うじてシューティングゲームをその昔に買ったことを思い出して押し入れから引っ張り出すことに成功し、何とか1項目クリアしました。
 世の10万を超えるプレイヤー層はこのどれかに当てはまっている(そして多分シューティングはそこに含まれない)というのか。隔世の感があるな。今度親戚に会ったら聞いてみよう、もし彼らがまだこのゲームのことを覚えていたならば。

 このゲームの終わりを耳にした反応を掲示板で見てみると、やはりというべきか無課金勢に特有の匂いを書き込みから感じました。
 なんだかんだ言っても趣味にお金を払えるのは自分で稼げる大人の人たちで、その大人っぷりが抑制の効いた文体となって自然に表れてくるもの。自腹を切ることなく他力本願の希望を持てることは若者の特権かも知れず、そこにまぶしさも覚えるけれど、そんな幼いまぶしさでは作り手のお腹は満たせなかった。
 その熱意を向けるべき方向が違うんだよなあ。もちろんそこにターゲットしてしまった作り手のミスもあるだろう。あのアンケートを見るとあまり同情もできません。

 せっかく知ったからには、ゲームプレイ代くらいは払ってもう少し遊ばせてもらいますよ。それは原作であるだろうシューティングゲームのパッケージ代くらいの微々たるものだけれど。
 そしてせっかく見つけ出して、20年以上前のタイトルでもWindows10上で動くことが分かったので、そちらも遊ぼうか。『東方妖々夢』と『東方文花帖』だそうですよ。
 いずれこれらの曲と遭遇して気づくこともあるんだろうか。それはどちらのタイトルでだろうか。楽しみです。



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