ゲーム+α日記(2013年7月)

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7/28(日)

 『Pinball FX2』へのこの注力ぶりなら、少なくともこのゲームにおいてはもったいないお化けの出る幕はない、というくらいには、買い置きの台を次々に遊び、あるいは遊び直しています。
 充足感には後者の寄与が大きい。かつて諦めたあれこれの目標が、今は手の届くところに来ています。
 ルールを知ること、狙い撃つのに慣れたこと、およびうまくいかないのを普通だと見なして反復するよう努めるようになったこと、それぞれを上達していると見なせるなら、上達しているのだろう。どれも技術とは違う気がしますが。
 「左側のレーンを4回通し、左下のホールめがけて右からぎりぎりで狙い撃ち、ボールが2個に増えるのでさっきのホールにどちらかを、中央奥のホールにもう片方を入れ、色が変わった方を最初のレーンに通す」なんてことをイメージし、めげずに試みようと思えるようになったなら、理解できなかった・諦めていたときから進歩を遂げているのだ。

 修行の成果を見ようと、「Thor」なる台でクリアを目指しているのですが、これはくせ者だ。初見では与しやすそうな手応えを感じさせておいて、次々に奥を見せてきます。
 少しでも変わった方角や速度で撃つと、たちどころに死をもって報いてくる。死なずに済む率の低いショットを探し、できるだけずれのない正確さを心がける、基本的な実力を問われている気分です。
 ただしそれだけではなく、たまに置かれる障害物の殺傷力が腹立たしいまでに優秀です。「道をふさぐ氷を、火山(に見立てたホール)に突っ込んで熱したボールを当てて溶かす」というイベントがありますが、氷に当てたボールの跳ね返る先がしばしば奈落の底。かといって慎重を期そうにも、赤熱されたボールは炎の残像をまとっており、位置の特定にゆらぎが生じるという嫌がらせつき。
 ほかにも、ボールを落としても復活できるセーブが得られる壁はロストに直結する絶壁となっており、セーブされて引き分け、セーブが取れなかったら高確率で1ボールロスト、という罠なのですが、イベント上そこへ必ず撃ち込まなければならず、祈るような気持ちで見守るしかないなど、ざっくり遊んでいては気づけない周到な仕掛けがたくさん。

 両サイドに落ちることがあまりないのが救いですが、罠に囲まれっぱなしのこの有様ではクリアはかなり厳しい。
 北欧神話由来で雷の神様ならもっと演出重視で派手で大味かと思いきや、針の穴を通してほしいらしい仕組みに毎プレイ悶絶。開始3分で手軽に絶望が味わえます(最も難しい、先の氷のイベントを最初に選ぶから)。
 しかも、耐えて耐えて最後のイベントにたどり着いても、そこで失敗すると、それまで積み上げてきた条件がリセットされるのだよなあ。それが標準なのかもしれないけれど、何とも厳しい標準だこと。



7/20(土)

 この1週間はXboxLIVEにおいてカプコン安売りボムが炸裂しており、またもや悲鳴を上げながら購入ボタンを押しにかかるのでした。
 とりわけの目玉は
『カプコンアーケードキャビネット』なる旧作バンドルで、ただでさえこういう盛り合わせが好みだというのにどうせ順番待ちだからと放置していたら廉売が来てしまうとは、飛びつかざるを得ない。
 ただ、日本で半額化が実施されているのは頭金のような最初の1パックのみ。これが海外だと、日本には存在しない「最初以外の全部売り」パック(それだけで既に安め)が半額となっており、まとめて買って1200MSP。同じものを日本で揃えようとすると、最初のを半額で買っても200+(800×4)=3400MSP。
 海外がやり過ぎなのだろう。日本のPS3版では一部3割引というのがあったらしいけれど、それくらいが妥当な線ではないかと思われます。

 ゲームは遊んでこそのものだと思うから、買っただけ報告はすまいと思っていたけれど、安売りはそれ自体がお祭りみたいなものだし、そう頑なにならなくてもいいか。
 これで、ここしばらくのレトロゲームブームをまだ続けられそうです。ピンボールだってこのくくりに入れられるな。



7/17(水)

 この調子だと、以前に投げ出した『Pinball FX2』の他の台でも再挑戦の価値があるのではないかと、「SPIDER-MAN」台も振り返ってみた。
 こちらも広めのステージで、縦横無尽に動き回る主人公を表しているかのよう。糸のように台のあちこちに空中径路が張り巡らされているめまぐるしい台ですが、出口はフリッパーの根元近くと良心的。
 ただし、「ボタンとフリッパーの左右の対応が逆になる」イベントがあって、強烈な意地悪存在感を放っています。また、イベントが重複して起こりうるのも特徴か。ふつうはイベント中に他のイベントの発生条件を満たしても無視されるものですが、あっちへ通せのこっちへ入れろのと同時に要求してくる。混乱してしまいがちです。
 このあたりに直撃されて、前回は投げ出したのだと思う。

 しかし、左右逆の攻撃には「常に左右同時にフリッパーを上げる」という賢い対応がありました。攻略情報を見てなるほどとうなったものです。普通に頭の中で反転させて狙い撃ちしていたものだから、ふと我に返ったときにどちらだったか分からなくなり、逆を持ち上げてボールの落下を空しく見送る症状に悩まされていたので、これは福音だった。
 また、複数イベントが起こりうるけれど、起こさずに進めるという根本的な対策が有効でした。落ち着いて、一つ一つ片付けていけばいい。相手にしなかった方も、条件を満たせば何度だって再現する。
 そう分かってから、地道にイベントをこなしていくのが楽しくなりました。空中戦があまり飛び交わない地味な運動。

 ということでこちらも、第一印象から遠く隔たって、一通りのクリアまで達成できるという楽しい記憶で終えられました。地道さが報われるのは喜ばしいものだ。
 意外と頑張れるな。天狗の鼻はすぐにへし折られるけれど、そこまでダメじゃないと言えそうで、嬉しいです。



7/15(月)

 最前の『Pinball FX2』Captain America台での奮闘ぶりは一部始終を録画しており、見返して悦に入ったりしていたのですが、ふと気づけば、いつも動画再生で気になっていた絵と音のズレが治まっている。画質を落としたりしても改善されず、まあ残念だけど仕方ないかと諦めかけていたものですが。
 変えたのはビュワーで、ウィンドウズフォンの更新に必要だからとZuneをインストールさせられたときに、併せて動画再生のプログラムにも選ばれていたようです。
 気づいた当初は、また勝手な振る舞いをと腹立たしく思っていましたが、思わぬ収穫が訪れた。原因は記録側でなく、再生側にあったのか。
 過去分を見直してみたら、果たして一様にズレの気配がない。やった! これで、『Guitar Hero』シリーズのあんな記録も、
『チャイルドオブエデン』のこんな記念も、当時の喜びにより近い形で再現が可能に!
 まあ画質は落としているわけですが、ここをいじってまた問題が起きてもいやだし、これで満足です。とても嬉しい。

 そんなこともあってピンボール熱を保ちつつ、過去関連でやり残したことがないかを、実績の記録に当たって振り返ったところ、初代『Pinball FX』が該当していたので、さっそく試みることにしました。続編が前編のアッパーバージョンも含むことから、販売の役割を終え、落としたまま保存していたローカル環境にしか残っていないゲーム。今は体験版しかダウンロードできないのかな。
 今の自分の腕前が前よりも上がっているとは思わない。変わった点があるとすれば、ルールを把握しようとする意識と、ピンボールは試行回数頼りだという認識が、それぞれ強くなった、というところです。よく調べて、もうちょっと頑張ろう、という、何ということのない取り組み方。
 しかし、以前から何度か挑戦してダメだったいくつかの項目を、初回プレイから実に5年越しで達成できたからには、その違いも寄与しているのでしょう。あるいは、試行回数が増えたことによる累積の合格率アップに単純に乗っかれたか。それでもいいじゃないか。
 それでもクリアにはほど遠い。なおかつ、初期の台たちのテンポの速さや意地悪な構成とも改めて向き合うことになり、往時にプレイ継続を断念したのが痛いほどよく分かりもしました。

 特に「Speed Machine」台の悪意は抜きんでており、台のあらゆるパーツがこちらに敵意を向けていると思えるほど。
 レーンのいちいちが通しにくく、エッジに阻まれること多数。その跳ね返りの角度が、またレーンを通りかけたものの勢いが弱くて戻ってくる際の軌道が、すべて2つのフリッパーの中間にある死のスポットを向いています。
 何度も何度も、狙って弾いてはことごとく跳ね返される。その繰り返しを浴びていると、先ほどの心持ちなどどこへやら、あっけなく心が折られます。
 ひどいときにはゲーム開始の射出弾がそのまま一度も触れられずに落下していくありさま。もちろんそういうケースはまれで、プレイ開始直後のミスは救ってくれるフォローが(これはどの台でも汎用的に)あるけれど、セーフティネットがあればいいという問題でもない。ビンビンに殺意を感じるこの設定が、この環境が耐えられないのであります。
 さらにけしからんことに、折れた気持ちがいたずらを働きだし、手ひどく拒絶され続ける弾たちの挙動に、いつしか自分自身の挫折経験まで重ね合わせなどし始める始末。見ていてたまらなくなったので諦めました。
 いやーピンボールに人生が関わってくるとは発見だった。こんなにもダメなときは寝てしまうに限ります。寝て起きれば回復しているさ(主に次のピンボール台に向かう気力が)。



7/13(土)

 ピンボールブームが定期的に訪れる。そのたびに、『Pinball FX2』で定期的に配信され、たまにセールも行われるいろんな台から、1台ずつが遊ばれていきます。
 今回は「Captain America」台。以前にさわりだけ遊んで放置していたのを改めて取り組んだら、大変に楽しめました。当時の自分はなぜこれを放り出したのか。見る目がなかったな。

 この台は「レーンやホールの構成が素直」「救済措置が取得しやすい」「役の成立条件が優しい」という特徴があります。基礎のおもてなし感に優れているというべきか。
 場が広々としていて、不意打ちが少ないため、ボールの挙動を読みやすい。ストレスがたまりにくいのです。左から右まで弧を描いてそれぞれ異なる的があるのに、きちんと区分けされているようで、狙いが付けやすい。だからといって毎度狙い通りに撃てるものでもないけれど、外しても納得できます。
 また、両サイドからの落下事故を防ぐ「キックバック」が割と簡単に取れる。さらに、その狙いが役の発生条件と重複しているので、準備から攻略へと自然な流れができます。救済措置としては他にも、頻度は高くないものの、かゆいところに手が届くようにボールを自動で打ち込んでくれるチャンス「Cosmic Cube」や、ボールを落としても30%の割合で復活させてくれるオプションもあり。頼もしい限りです。
 そして何より、時間切れやロストで役が途切れても、進行状況が保たれ、再挑戦の際は続きから遊べる。簡単に攻略しきられないよう一からやり直しが当たり前のピンボールで、この仕様は思い切った感じですが、気持ちが切れないという絶大な効果があります。他の台でもぜひ採用いただきたい。

 一度、最終戦闘のまさに最後のステージで力尽きたけれど、それでもやめる気にならず、ここまで来たからには行けると前向きに思えたのは、そこにたどり着くまでに多くの補助輪がついていたから。
 久々にクリアまで遊んで、満足度の高い1台でした。



7/10(水)

 前回の思わぬできごとの顛末を追うべきか少しためらいがあったけれど、健忘症への恐怖を振り払って、『ゲーセンUSA ミッドウェイアーケードトレジャーズ』問題をちょっと詰めてみることにしました。
 まずはPS2ソフト。すぐに見つかった。PS2コーナーでは最も見つけやすい最前列にあったので、置いたときにも優先順位は高かったのだろう。
 次いでPS2本体を引っ張り出す。厚みがある時代の本体で久々の通電だったが問題なく稼働。備え付けのメモリーカードの中身を調べると、セーブファイルがあった。むむ! 遊んでいたというのか?
 残念な(ほっとした)ことに、セーブ内容は設定に関わるもののようで、ハイスコアやプレイ時間などは調べられない、あるいは調べられるほどデータが残っていない。
 また、このゲームは2つのパックをまとめた作りになっていて、ゲーム内でも大きく二分されているのだが(2本のゲーム集をまず呼び出し、それぞれのゲーム集からさらに個々のゲームを呼び出す、という形)、1つめのパックのセーブデータしかない。
 これらの事実から、さらっと触れただけで記憶に残るほど遊び込まずに終わった、との結論を導きました!(←多分に自己防衛本能も働かせながら)

 ときに、このPS2版の内容はXbox360版とおおむね同じだけれど、「いくつかゲームが入れ替わっている」「PS2版にはソフト内蔵の資料集と機転の利いた日本語マニュアルがある」「PS2版はロードが長い」などの違いがあります。
 最重要なのは最初の点で、せっかく取り出したのだからと、PS2版にだけ収録されているゲームの中から『Paperboy』を遊びました。
 新聞配達の少年となって、自転車に乗りながら新聞を配っていくゲーム、なのだが、この題材から「新聞を家に投げつけ、ときには窓ガラスを割ったり空き巣を追い払ったりして点を稼ぐ狙い撃ちシューティング」が生まれるところが実に味わい深い。これまた日常の一コマを切り取った系の面白設定ゲームです。
 画面が横長で、その大半を的である家の描写に割いている一方、自機の進行方向は家と垂直方向のため、エリアの描写範囲が狭くてすぐ障害物に激突するという、ゲームとして割と致命的な問題を抱えてはいますが、それを補って余りある設定の勝利。
 狭さをフォローしようと距離を稼ぐべく視点を斜めにしたら、操作しづらくなって難易度急上昇。これも配達しながらの自転車運転の難しさを体現したもの……とむりやり納得するべきか。
 遺跡を眺める観光客の気分で、愉快なひとときを過ごしました。



7/7(日)

 『Midway Arcade Origins』一通り終了。
 31本のゲームを数日できちんと遊び込むなんてできるわけがない。ほんのさわりだけ、このゲームがどういうものかが伝わるくらいの触れ方。
 ただ、この詰め合わせに設定されている実績が、まさにそのような第一関門突破くらいのハードルなので、まずはさわって試してもらおうとは公式の思いでもあるのでしょう。実績は全てのタイトルに1つずつ割り当てられている。セガのメガドライブソフトの詰め合わせ『Sonic's Ultimate Genesis Collection』と似た感じです。
 だから実績項目数はゲーム数と同じ31個。枠が余っているからといって、頭の悪い「全解除実績」などが付け加わっていたりはしません。良かった良かった。あれは、付けたと知るだけでゲームの出来まで疑いが及んで購入意欲が下がるくらいに厭わしいからなあ。早く滅びて欲しいものです。

 『Midway Arcade Origins』に戻ろう。
 正直言って玉石混交といった趣の各タイトルだけれど、日常の一場面をゲームにしているものが面白かった。そこを切り出すか、という目の付け所をまず賞賛したくなります。
 台所を舞台に小さな虫や大きな虫と泡が戦う『Bubbles』や、次々訪れる客にビールを提供しては空いたグラスを下げていく『Root Beer Tapper』、レースゲームかと思いきや特殊な操作系のもとで浮き輪に乗って川下りをしていく『Toobin'』などが面白く遊べました。
 その真骨頂が、非日常が日常化され観衆のお楽しみとなったテレビ番組の枠組みで全方向に敵を倒しまくるシューティングの『Smash TV』なのだ、というのは日常を共通点にしたいあまりの穿った見方ですが、発売が2年後の続編『Total Carnage』の方が、演出の派手さにもかかわらず舞台としては普通に感じられもして、この設定の妙こそが魅力だと強く思います。

 全般的にひどく難しく、金を出してくれた客をどれだけ早く追い払えるかに注力しているように感じられます。
 しかしこうして見ると、難しいことが悪いばかりではないとも思えてきた。難しければそれだけ挑戦意欲も湧くという折れない人材は、当時のゲームセンターにはたくさんいたでしょう。
 先月、『Game Room』内の『Battlantis』の難しさに言及したけれど、あれでもいいんだ。誰が求めたか想像するに、アーケードの雰囲気が求めたのだろう。それを時代を超えてお茶の間から文句を言う資格などないな。
 というようなことを、『Smash TV』の1面最後の手強いボス相手に、左上に陣取って延々粘って何とか倒すまで苦労したり、『Total Carnage』で湯水のように架空マネーを投入しながらラスボスのひどい攻撃をため息付きながら見たりしつつ思って、反省しました。

 また、『Joust』にせよ『Gauntlet』にせよ、続編ものが本当に続編らしく、次のステージとしてまぜこぜに出されたらそのまま受け取れそうなほど雰囲気を保っているのも特徴なのか。
 そんな中、1作目と2作目とで見た目ががらりと変わっている『Spy Hunter』なんてのもいますが、どちらも心躍らない出来なのは共通だった。
 そのあたりは作り手も承知だったか、特に『Spy Hunter II』の実績項目は「15分遊ぼう」などと、もはや腕前以前に遊んでやって欲しいレベルにまで敷居を下げています。
 実はプレイ時間でなく起動時間換算とのオチまであって、デモ画面で15分放置でもいい。これが意図的であるのなら遊ばずともタイトルくらい眺めていってくれ、というすごい遠慮になってしまいますが、このゲームについてだけはそれもやむなしとしたくなります。楽しみ方がまるで分からなかったからなあ。

 このように、表面をなでるくらいの軽いスタンスでなら十分楽しく遊べたのですが、これらのタイトルについてネットを漁っていたところ、個人的な事件が発生。
 今回の発売以前にも同様のパックは企画されていて、海外ではゲームキューブやPS2、Xboxでリリースされていたとか。そのこと自体は何も問題ではありません。良いゲームは何度でも蘇ればいいし、高解像度化やネットランキング対応など、追加される意義もある。
 しかし、海外では複数に分かれていたそれらを1本にまとめて今回とほぼ同等にしたパックが、日本のPS2でも
『ゲーセンUSA ミッドウェイアーケードトレジャーズ』として発売されており、それを当時の自分が購入していたようだとなれば話は別。具体的には2006年9月23日に購入との記録がありました。
 過去の企画があったことを知る→当時から嗜好は変わっていないのだから、そんなお得セットがあったら飛びついていただろうに→いや日本でも出ていたらしい→確認してみたら、あれ? という流れ。買ったことをまるで覚えていなかったという事実が発覚しました。
 どういうつもりで買ったのやら。つまり遊んでもいなかったのだろう。これが遊んですらいたとなるとどうしようもないのだけれど、怖くて調べる気にならない。どちらにせよ、重複を承知でXbox360版に踏み込んだというのとはまるで事情が異なるだけに頭が痛い。
 買っているなら現物は探せば出てくるとして、自分の記憶はいったいどこへ行ってしまったんだろうな。



7/3(水)

 『Game Room』の試練をくぐり抜け、昔のゲームを習いたい欲をかき立てられている。
 このチャンスを生かさない手はない、と手持ちから次のタイトルを物色したところ、うまい具合に旧作詰め合わせがありました。
 海外Xbox360パッケージタイトルであるところの『Midway Arcade Origins』に挑戦。

 ゲームメーカーの変遷には疎くて、今遊んでいるのがミッドウェイ製なのかウィリアムズ製なのかアタリ製なのかよく分からない。それらが混在しているらしい。そして発売元はワーナーブラザーズ。ついでに移植担当はBackborn Entertainment、これも別のゲームで見た覚えのある会社だ。ごちゃごちゃしてます。
 何はともあれ取り組む。『Game Room』にはアタリのアーケードゲームも多数入っていたけれど、ダブりがないようで喜ばしい。むしろ単体でXboxLIVEアーケードに切り出されていたものが散見され、やはりお得感が高い。何より全31本、遊んだことがないタイトルばかりなのがいい。
 ゲームの説明が特になく、Helpメニューを見たらクレジットの入れ方しか書いてないものもあるなど、資料としての力の入れ方は『Game Room』に遠く及ばないけれど、まあいいさちくちく遊ぼう。



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