ゲーム+α日記(2014年3月)

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3/31(月)

 自分が未だに『魔法使いと黒猫のウィズ』を続けていられる要因として、カードの価値もろくに分かっていないほんの遊び始めの時期に手元にやってきたルカ嬢の存在は、とてつもなく大きいものであった。このゲームと長く付き合うにつれ、そのことがさらに強く実感されてきます。
 何しろ高性能なのだ。最大体力も攻撃力も高く、クイズに答えれば自身を含めて同じ赤色の仲間の体力を回復し、さらに累積能力として時を止める。
 特に、毎ターン何かしらの、ときには致命的な攻撃を受けてしまうターン制バトルにおいて、2ターン何もさせずに動きを止めるということの心強さは計り知れません。
 その2手と、毎回の戦闘がこれまでのところ必ず先手を取って始められることを生かして、先制攻撃であっという間に敵陣を半壊に追い込む様は、いっそ無慈悲ですらあります。
 もちろん一人だけではたかが知れており、他のメンバーの力あってこそ。そこまで手持ちが足りないときは、こちらの五人組の最初に討ち取られた仲間に代わって現れる助っ人にも大いにお世話になります。
 ときには、助太刀を最初から当てにするあまり、あえて一なでで殺されるような欠点を仕込んでおく組み合わせもあり。ネットの海をたどれば、うまいこと考える人たちがいるものです。

 さんざん助かっているから、せめて手持ちで随一のこのカードを、他の人に役立てたい。
 そう思って、ゲームをしないときは常にパーティーの先頭に立たせておきます。それが助太刀の代表者でもあるとのこと。
 他の冒険者たちに飛び込んで縦横無尽に暴れ回っているかと思うと、遊んでいないときでもほほえましくなってきます。いや、世の中には星の数ほど強力なカードがあるから、鳥なき里のコウモリが呼ばれてなんていないかもしれないけれども…
 まあ何しろ、ゲームメーカーの捨て身の勧誘作戦は大成功というわけだ。そういうノウハウがたくさんあるんだろうなあ。



3/23(日)

 『魔法使いと黒猫のウィズ』において、経験値が1.5倍多く入る成長促進キャンペーンが行われているので、育てる対象を新たに作るかと、軽い気持ちで1回くじを引きました。
 どうにも行き詰まった、切実に戦力が欲しい、そういう切羽詰まった緊張感が足りなかったのは事実。そんな状況が結果に影響したのか。
 出てきたカードを見てのけぞりました。そのあまりの使えなさに。

 このゲームで各カードが持つ戦力は、大まかには体力・攻撃力・クイズ正解時につど発揮される特殊能力・累計正解で任意に発動できる特殊能力の4つ、プラス「潜在能力」、そして「見た目のかわいさ」という6つからなります。潜在能力は基本的には眠っているので、ほかの5つのどれかが秀でていれば、まずは存在感を示せる。
 しかしながら今回の1枚は全くもってひどかった。1プレイでいくらでも手に入るその辺の雑魚キャラにさえ劣る能力に、正直なところ習作レベルの絵柄。才能を持てない一般人の悲哀がにじみ出ていました。
 ためしに2段階進化させてみたものの、大きな変化はなし。
 めまいがします。お金に直結するアイテムを、250円分払った結果に相当するものがこれなのか。
 たった一枚でこの衝撃ぶり、何とナイーブなことでしょう。このゲームには「10回連続でくじ引き」なるモードがあって、1枚は当たりを保証するそうです。残り9枚がこのメンツだと想像すると、寒気がしてくる。そんな貴族の遊びを、とてもじゃないができそうにありません。

 ある意味、勉強になった。Kindleゲームの第一弾たる『パズル&ドラゴンズ』では、ついにくじを引くことなく終わったものだから、そのような体験とは無縁だった。
 おとなしく周回・お宝ドロップ狙いのプレイに励みます。よっぽどの大盤振る舞いか特別なイベントでもない限り、くじは引くまい(←変な条件を付けているあたりが怪しい)。



3/19(水)

 昨今の、ゲーム専用機の勢いが携帯端末に押されている報道などを目にするたびに、信じがたくまた嘆かわしく思ってきたというのに、今まさにその現象が我が身に訪れています。
 『魔法使いと黒猫のウィズ』がゲーム時間をほぼ占有している。まあびっくり。

 根本には、それくらいしかゲーム用に時間を割けないという最近の事情はあります。しかしそれだけでもない。
 先週行われた、月に一度の恒例行事であるらしい、丸一日内でのクイズ成績合算を全国的に競うというイベント「魔道杯」で、このゲームが持つ「じっくり腰を据えて遊ぶには適さない構造」と直面しました。
 解決策は、プレイヤーが各自の判断でむりやり遊ぶことを選ぶ、という荒っぽいもの。普段なら時間経過で貯めるプレイ権利を、アイテムで人為的に回復し、遊び続けてスコアを積み重ねていく。その先に用意されている珍しい景品を目指して。

 それもまた、費やすアイテムの個数に見合う価値があるかどうかの問題で、そう思うならつぎ込めばいいし、損だと判断するならやめればいい。
 また、せっかくのイベントなので参加した方が楽しい、という別の基準もある。こちらの方が、さらにアイテムももらえるという姿勢になるため、楽しみが増します。
 素直にそう思えるかどうかがポイントか。そのためには、過度に情報を集めない方がいいのかも知れません。
 で、結局ほぼ1日、ほとんど常にこのゲームを気にしながら過ごしてしまったのだから、これは他のゲームにとっていい迷惑としか言いようがありません。『黒猫のウィズ』大勝利。

 そんなイベントは別として、普段のちょっとしたプレイを続けていられる要因として、自分がこのゲームをハック&スラッシュとして扱っているからではないかと思い始めています。
 ひたすら戦場に潜り続けて、単純作業を通して確率と戦い、レアアイテムを手に入れる一連の営み。ストーリーを追うより他人と競うより、あの一種ストイックな面白みが、このゲームにも備わっていて、それで飽きずに続けていられるのではないか。
 だから、仮にドロップアイテムがほんの少しでもランダムの色を帯びたなら、さらに熱中度は高まるでしょう。完全に固定なアイテム探しであるのは、夢中になりすぎずに済んでいるという点で、救いかも知れない。
 一方で、珍しい武具(に相当するカード)はいつでも、お金さえ使えばくじで引けるのだけれど、その仕組みはこの遊び方に必ずしも沿っていない。あくまで戦力を整えるためのお助けシステム。そう捉えれば、けんかせず、くじに依存もせず、バランス良く遊べるように思います。
 ゲームのバランス取りは、必ずしも作り手だけに委ねられているものでもない。



3/8(土)

 『魔法使いと黒猫のウィズ』無課金から微課金へとクラスチェンジ。
 手持ちのコンティニュー資源ことクリスタルがだいぶ少なくなってきたところへ、うまいタイミングで割引期間なるものがあって、1ヶ月丸々遊んだからには少し払ってもいいよなと思って、お品書きを見て小一時間悩んで…
 結局600円使いました。渋いね。
 強いキャラをランダムに引くくじにも使えるし、それがクリスタルの主な用途なのだろうけれど、ゲームを長持ちさせるために使うならまあいいか、と思いつつ、しかし結局1回だけくじも引いてしまうのだった。
 これだから購入額を渋ったのだよなあ。1ヶ月のプレイ代ならもっと払ってもいいと思っていたけれど、換金されてアイテムの状態になったら、対価の形が見えにくくなり、あるんだから使った方が得だと錯覚してしまう。何のために買ったのだか分からなくなる。くじ引きを1回で止められたのは幸いでした。

 少額とはいえ、0円とそれ以外との心理的な格差は大きい。遊ぶ心がけは変わらないなんて思いつつ、新たなステージに移行させられている気分です。
 いくら使ったかが、ゲームの挙動に影響を与えているに違いない。この手のゲームは常に動いて生きている。課金によって、それまでとは異なったゲームを遊ぶことになった恐れがあります。
 そういうメタな自覚は、ゲームを楽しむ上では邪道なはずだけれど、それさえも含んで楽しむべきなのか。ゲームとしては良いこととは思えないけれど、一回り大きな視野で物事を見る練習にはなるかも知れません。



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