ゲーム+α日記(2015年10月)

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10/25(日)

 どうしてこのゲームを遊ぶときはいつも追い込まれているんだろう、毎回測ったように間に合うかどうかの瀬戸際に立たされている気分だ。
 『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の現在のイベントは、自分にとって前回のイベントからの地続きで、2つのイベントの完結をひとまとめにしようとしているかのよう。
 だから大変なんじゃないか?

 前回のイベントの余波は、ドロップで得られた大量のカードたちの育成(他のメンバーやトレーナーを足して数値を上げること)でした。
 こんなに時間がかかるなら少しずつ進めておけば良かったと、さながら長期休暇の末に学生が陥る宿題の様相を呈しているけれど、これはゲーム。楽しみにせよ課題にせよ、時間を節約するというもう一つスケールの大きなゲームなのです。そしてこのところはあまり時間がなかった。
 だからこれでいい。
 今回のイベントの方針は、だから、過度に頑張らず(時間経過やレベルアップで回復する以上のプレイ回数を経ず)、前回得られたメンバーを毎回起用して曲に臨むこと、そして、戦利品は全て彼女らに捧げることと決まりました。
 そうすることにより、今回の課題に立ち向かうメンバーがそのまま出来上がるのです。
 ほら、無限に発散しそうな遊び方に、一本太い筋道ができた。

 本来、この手の多種多様さを楽しむカードゲームにおいて、同じカードを何枚も並べるのは、見た目の上からも楽しくありません。
 しかし今は、その多様さがほぼこれ以上広がらない地点に来ている。新たに加わりそうなアイドル候補生がほとんどいない。当方新米プロデューサーにつき、くじ引きにそうそう気合いを入れられるものでもありません。
 また、ユニット内に同じメンバーは基本的に入れられない制約がありますが、ステージに同じ顔が並ぶのを避けつつ課金のメリットは生かそうという仕組み、優秀な順に10人が選ばれて能力の半分の値を合算するという「バックメンバー」制度により、10人までは育成が生きる。
 今回、その役割を担うのは、前回のイベントで2番目の当たりドロップキャラ、SR綾瀬穂乃果さんです。ストーリーに出てくる5人を支える、6番目の主役。バックメンバー一覧にずらりと金太郎飴のように並ぶ様は、おそ松一家のようだ。
 脇役だって同じキャラはいかがなものかと思いますが、華やかに中央を彩るアイドルたちの背景に、違う顔立ちを期待するだろうか? いや、欲しいのは主役をよく盛り立てる能力だけだ、という柔らかな風刺が見え隠れしているようです。

 この育成がそろそろ一段落、というか見切りを付けられそうになったのが今日。残り丸2日しかありません。
 その中で、大変難しい課題曲を、急ごしらえのメンバーとともにどうにか形に仕上げ、スコアの上位4万位に入って記念品をもらおう、それが、本来用意された報酬とは別に、今回のイベントに自分が課した目標です。
 厳しいなあ。いやしかし、この曲を何とかクリアだけでもできる人が、全国に4万人もいるとはとても思えません。日本のゲーマー人口にそんな希望があるはずがない。
 ……という考え方は、
『魔法使いと黒猫のウィズ』の大会参加人数に対するスタンスを容易に思い起こさせる。順位にとらわれすぎるのは良くない。これもまた一つのゲームの形、自分のベストを尽くせたらきっと結果が帰ってくる、そう信じて頑張りましょう。
 さあ、これから本日最後のトレチケタイム(育成がはかどるトレーナーがたくさんもらえる時間帯。1日数回、1時間ずつやってくる)が始まります。それは、最後の戦いへの序章でもある。さて、この結果、どうなることやら。



10/18(日)

 短期間に集中させる遊ばせ方は諸刃の剣で、イベントが終わるとゲームに触れたくなくなる。
 あるいは、ずっと遊ばれるよりも、その方が得なのか? ソーシャルゲームの方針にまだ慣れていません。

 『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の先週のイベントは、1プレイごとにくじの外れか中当たりに相当するキャラが確率で拾えるというものでした。
 1プレイに使う資源はくじ1回分のおよそ1/15、それで大当たりがいないとはいえ着実な戦力補強が望めるというのだから、このゲームを熱心に遊ぶつもりなら、延々と遊び続けるべきお得さの大盤振る舞いでした。
 でもねえ、こういうのはプレイヤーを疲弊させます。いや、疲れ切るまでも遊んでいなくて言うのもなんですが、分をわきまえなければならない。それを自己責任に帰しているので、お得さの裏にたちの悪さが潜んでいると見えなくもありません。
 これがたびたび開催されるならまだいいのだけれど、こんな飴を毎回用意しているとは思われない。
 今や、くじを引く意義が対象キャラへの愛着に絞られた感があります。で、デジタルデータといえども重複にもったいなさを感じる当方としては、くじで得られる外れがほぼ集まっている現状に対して、くじへの依存度が下がって喜ぶべきなんだろうけれども、それでいいんだろうかとちょっと後ろめたさも湧いてくる。
 どこかしらで見返りが必要なんだろう。それは、このゲームを遊んで、楽しい思い出を作れたことへの見返りでありたい。
 ゲームに金を払いたくないなんて、一度も思ったことはありません。気持ちよく払わせて欲しいとは常に思っています。



10/6(火)

 『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』初のイベントが、昨日終了しましたが、始めたてからの自身の上昇ぶりとイベント進行のシンクロさ加減において、このゲームの最もおいしいところをすくえたのではないかと思いました。
 これからきっとつらいことが多くなる。まずは飴を味わって下さい、という心意気を感じた次第です。

 10日間に及んだイベントは、特に前半は『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』と期間が重なっていたこともあり、プレイも割とおざなり。
 プレゼントされた初期メンバーで適当に曲をクリアし、組み替えるとしても、クリア報酬でやってきた野生のアイドルたち(当然最下級、ただしレベルが高いものもいる)から、システムがおすすめで勝手に組んでくれるチームに替える、くらいの適当さでした。
 本腰を入れ始めたのは、難しめの曲をクリアしてもちっともスコアが伸びず、報酬が得られなくなってから。そこからは、育成、ついでメンバー集めに目が行くようになり、ようやく同じ色(属性)でチームを統一することにも意識を向け始めました。
 その過程で引いた2回のくじで、最強メンバーが加入したのが、今回のイベント対象曲「アタシポンコツアンドロイド」に必要な赤チームではなかったのは残念ではあったものの、一方で最強でこそないものの望みにはかなう補強は結局できたのでした。
 すなわち、1回目で呼び込んだR「桃井あずき」、2回目で登場してくれたSR「フレデリカ」、そして今回のイベント途中でプレゼントされた「小日向美穂」。美穂は2枚も来てくれて、2人までなら同一カードも参加可能というルールを生かして両方ともスタメン入り。
 後半戦は、曲をクリアしながら、順次加入した彼女らを最大レベルまで育てることに大半が費やされました。必要なメンバーに出会いながら目的に邁進する日々。ゲームの道筋が一本通った瞬間だったのです。

 そして最後から2日目で、開幕メンバーである奥山さんを含めた計5名全員がようやくレベル最大に達し、きちんと遊べればイベント曲の最難モードも最高評価のSを取れるようになった。
 そうなってからの試行回数が少なかったのが、結局最後まで曲の難所を把握できず、フルコンボに至れなかった要因であり、スタートの遅れを挽回しきれなかった反省点ではあります。
 しかし、振り返って、生活のリズムやら他のゲームやらとの妥協点を考えると、改善の余地は少なかったとも思える。要するに精一杯やりました。それでフルコンボできなかったのは腕前の未熟さによります。

 最終日は平日であり、もう諦めるつもりでしたが、21時までという区切りにつられて30分、どうにか遊ぶ時間を確保。
 そこで挑んだ課題曲の3プレイが、自分のこの10日間を締めくくる集大成であり、集中して臨みました。
 そしてどうだ、さして成功しなかったにもかかわらず、確率で発動するメンバーのスキルがいい方向に働いたのか、ラスト演奏で記念品がもらえる規定スコアに首差だけ上回ってフィニッシュ。
 助っ人に選んだ「前川みく」の力も大いに与って、ささやかな奇跡とともにイベントは閉幕したのでした。

 こういう成り上がり方は、新しく遊び始めた1回限りの特典。
 そのゲームの印象も決める重要なイベントで、うまい船出だったと思います。
 その陰で、期間限定のくじに泣くいくつもの声を見てきた。飴と鞭の使い分けの激しさは、これまで接してきたゲームの比ではないと推測されます。
 今回は十分満足した。何とか、この先一つでも良い思い出を足せることを願ってやみません(←早くも及び腰)。



10/4(日)

 『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』が猛プッシュで接待攻勢を仕掛けてきましたよ。
 さすがは職業柄、営業活動はお手のもの。学生兼任の片手間とは違うのだ、こちとら稼業なのだと、えげつなく格の違いを見せに来た。

 そもそもこのゲームを始めたのがイベント開始を知ったからで、しかし始めたばかりの状態では、そのイベントにただ参加することはできても、参加賞代わりの賞品をもらうまでにも戦力が足りなさそうだ。
 ということが分かってきたのも、このイベントで育成システムのいろはから学んだ過程でようやくという体たらく。
 いずれ最初のうちであれば、くじ引き用の通貨(いやまさにお金を発行しているようなものだよな。カードも含めて)を気前よくもらえることもあり、くじの効用が大きい。相対的に弱かろうが戦力になるという点で。
 前回の10枚分では、主に黄色チームが強化されましたが、今回主役なのは赤チーム。そのような色分けによって、多くのカードが必要となるという、これまたお約束のシステムであります。
 だから、前回の分だけでは足りない。1枚でも、2等品のSRで、いやこの際3等のRでさえいいからチームに加えたい。その思いで、10回まとめ引きに臨みました。

 くじの結果にどれだけ待たせるのだといぶかしむほど長いローディングの末に結果発表。このくじはオーディションの結果という趣向になっています。待ち時間があるならドラムロールでも鳴らしておけばいいのに。
 封筒からは10枚の履歴書が、頭だけまず顔をのぞかせる。この時点で、3色の四角い付箋紙だったらいわゆる外れのR、変わった模様の付箋ならSR。末尾2枚に変わり模様を見つけ、1枚SR保証というこのセット販売で1枚SRほかRのみという結果も全く珍しくないだけに、最低限よりは上だったとまずは一安心。
 しかし、後ろに固まった2枚に注目していたために、その中間にあったはずの不自然な付箋の欠落には、それがめくられて表に出てくるまで気づけないままでした。

 本当の逸材には、形にかかわらず付箋など必要ないものらしい。
 わざわざ目印など付けずとも、紙自体がオーラを放ち、採用せずにはいられない存在感をアピールする。
 合格なのを見込んでいるからこそ、最初から流麗にサインを書き出したりするのです。
 名前に先駆けて添えられた、いつもありがとうございます、のセリフは当方にはまだ早く、ファンに向けた文言だろうけれども、ゲームにしてみれば、こっちは誠意を見せたんだから、この挨拶が真実になるようにきちんと遊べよ、という半ばは脅迫めいた贈り物。
 周囲ではその雰囲気を感じ取れない、日本では都会的な風物詩たるハロウィンを記念した限定キャラの一人、十時愛梨(ととき・あいり)さんのご登場でありました。

 つまりは10連でSSR1枚、SR2枚という戦果。しかも、ただもらいでこの引き。おかしいでしょこれ。だから作為を疑いたくなるのだ。
 いくら「甘いひととき」なんて名字を織り込んだイベントだからって、おいそれと出てきてよい目玉商品ではない。強いて考えるなら、奥山さんをセンターに据えて頑張っていたので、同郷のよしみで顔を出してくれたのだろうか。
 いやいや、そんな感傷的な理由であるはずがありません。
 Xbox360版以降のアイマスシリーズからご無沙汰な自分でも、この名前は耳にしたことがありました。いわく、その姿を求めて十字軍ならぬ「十時軍」が結成されるほどの親衛隊を持つ、その隊長であるという噂を。
 そんな精鋭自らが我が地へ乗り込んできた。当然、ここを含めた『ラブライブ!』領の侵食を見据えてのことでしょう。
 正直、軍の一兵卒どころか路傍の石ほどにも及ばぬ課金力しか持ち合わせない当方に送り込むことが、利益という戦略上正しいのかは疑問。一方、遊びに使える時間は有限であり、他に意識を向けさせないための手立てとしては有効です。うろたえて調べるところからして、出身地設定に及ぶまで、すでに時間を割き始めている。
 おいμ'sの面々よ見ているか、あなたがたのサポーターが今、このような各個撃破を受けている様子を。この光景は決してここだけではなく、全国各地で合戦が繰り広げられていると、確信を持って言えます。

 リズムゲームを離れた原作に思い入れがなく、ゲームの楽しさにも遜色がないとすれば、優遇してくれる側になびいたとしても不思議はない。
 まあ何というか、ここで一旦ぐっと引いて、各社の戦略を楽しむ気持ちの余裕を持ちたいところです。決して、愛梨嬢の人気の理由であろう姿形のよさと「すぐに脱ぎたがる」というあざとい振る舞いに飲み込まれてはならないのだ。



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