ゲーム+α日記(2017年8月)

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8/30(水)

 そんな飽きっぽい性質だから、スコアなりクリアなり、厳しすぎない程度に持続する目標を見つけられないと、継続プレイは難しい。
 実のところ、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』への熱中度が往事ほどでないのも、イベントによってスコアの有利さが抜きんでてくるのが目立っているせいがないとは言えない。
 どこまで贅沢な話なんだと思いますが、結論は、この前のイベントも楽しく遊べて良かった、なので、悪い方向には行かないはずです。

 自分がこのタイトルからどれだけ優遇されたかというと、この前のイベント「双翼の独奏歌」で使われたような、青色チームで組むべき曲に対しては、
[エターナルブルーム]渋谷凛
[エンド・オブ・ザ・ブルー]速水奏
[茜色の彩り]高垣楓
[ルージュクチュール]三船美優
[オーバー・マイセルフ]渋谷凛
というチームで臨み、課題曲の2番目に難しいMasterレベルをフルコンボでクリアできれば、楽々5千位に入って金のトロフィーをもらえる、というこの構成にあります。
 これより強くすることはできるけれど、そこまで高望みするものでもない。この5人組は十分に強い。そして、トロフィーはこのゲームで最も重視していることなので、珍しく相性の良かったこの曲のMasterだけを見るのであれば、初日でイベント終了、となってもおかしくなかった。

 それを救ってくれたのが、でたらめに思えた課題曲最難関、Master+の難しさでした。
 初見では途中で体力が0になり、これはやりすぎだ、二度と遊びたくないとまで思ったけれど、前述の事情で他に頑張るべきことがなくなり、こちらの優先度が上がってきた。
 まずはクリアからと練習に取り組んでみれば、本体を置いてプレイする限り、毎回死ぬほど歯が立たないほどでもないと分かってきた。
 そこからじわじわと興味が高まっていき、最終日までに無事、通算30回のプレイを果たすことができました。その回数をこなすとご褒美のくじ用石がもらえる、繰り返しプレイの一応の目標。
 そこまで飽きずにいられたのは、結局フルコンボもできないながら、運指をどうしたものか、音符が降ってくる最適なスピードは、いっそ左右反転させたら(これは適合できなかったけれど)、など、攻略に向けて取り組み続けられたから。単純な繰り返しプレイの退屈さをはねのけることで、もう少し大きな参加目標であるイベント主要キャラの獲得までこぎつけることもできた。
 遡れば、難しくて歯が立たない起点で役に立ってくれたのは、先に挙げた5名のうちの奏で、彼女が代わってセンターを務め、周囲を防御的なメンバーで固めれば、ミスしても救済能力が高い(その代わりスコアは期待できない)防御チームが組める。そういうありがたみを今回初めて本格的に知れたのが、予想外の収穫でもありました。
 総じて、普通にイベントを遊ぶことができて、とても嬉しく思っています。

 そんなことを嬉しく思うくらいに、ちょっと気持ちが鎮まりかかっていた。先週忙しかったのもあるけれど、それで後回しにされるようでは立場が弱い。
 ちょうど2周年を迎えるとのことで、ゲームの方でも何らかの施策を用意しているようだけれど、こちらの気持ちの停滞も払拭できるような考え方を思いつきたいところです。
 ……ちょっと離れるというのも、実は有効ではあるのだよな。遊び続ける中での模索だけが解でもないだろう。チームの強さに寄りかかって発症した贅沢病なのだから、幸せを思い出せるまで質素に暮らすのは、治す一つのやり方だ(←治った方がいいのかも考えるべきでは)。



8/20(日)

 これからするのは博愛主義の名を借りた浮気話なので、あの嫉妬深い緑服の人がどう思うか、さしあたり今月末あたりを戦々恐々として迎えることになるかと思います。
 といってもまだ実弾は投入してないのだけれども、ほら先方の鈍くさいながらの努力というか誠意というか、なんか伝わってきてしまう感じがあって、気持ちの問題がちょっとね。
 
『アイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ』にまつわる、気持ちが少しでも揺れたなら、それは浮気の萌芽と言ってもいいのではないか、という青臭いお話です。

 稼働から2ヶ月、新しもの好きから旧来のファンまでの耳目を一度は集めながら、新曲投入、ランキングイベント開催などといったゲームを盛り上げるための施策を一切行わず、先輩たちの所業を参照できないのかあえてしないのか、もしやプレイヤーをふるいにかける新手の実験なのかと一周回った興味が出てきたところで、ようやく同業他社と同レベルのイベントが始まりました。盆の最中ずっと開かれ、明日終わります。
 そんなに頑張るつもりはなく、新曲を試して終わりくらいでもいい気分だったのですが、そして実際追加の1曲を加えても全16曲というのは十分聴きなじんでしまったくらいなのですが、このゲームにもあったスコアアタックがなかなか自分に合わせたちょうどいい調整を見せてきた。
 このゲームを集中的に遊ぶことがありうるならばそこだけだと思っていたら、懸念点を的確に突かれました。やっぱり大人数での点数競争って燃えるではないか。プレイ回数を誇る気持ちがさらさらなく、繰り返しの多さで忠誠度を測られればてんで話にならないけれど、他の曲をプレイすることがスコアアタックの機会となるのであれば、それは是非もなく遊ぶ。

 ちょうどいい調整というのは、この課題曲の属性に合ったメンバーがほとんど手持ちになく、いろいろ試した末に別の属性を揃えた方が成績がよい、それでも上位2万位の最低ラインにぎりぎり引っかかるかどうかの瀬戸際だったからです。
 具体的には、赤青黄の3色で5名ずつのチーム分けで曲の演奏に臨むに当たり、課題曲の色でもある青チームが当方はSR2枚のR3枚、どうにも力不足。一方、黄チームはSSR2枚のSR3枚ということで、曲とメンバーの色が一致するボーナスを捨ててもなお、黄色メンバーの自力の方が強い。
 それで試行錯誤していたのですが、イベント終了が近づいてスコアのボーダーが上がっていき、これでは足切りに遭うのが濃厚と見えてきた。
 そこで博打に出ました。このままじり貧で終わるくらいなら、貯まっているくじ引き用の配布アイテムを使って、お金を払うのと同等のくじを引き、少しでも戦力を高めよう。
 そのような行動はふつう、自らの首を絞めるだけに終わるものですが、結果は青SSRが来てくれて大勝利。さっそくリーダーに据えることで弱小青チームに活が入り、どうにか2万位から首差抜け出した感があります。

 こんな厚遇を見せてくれた運営に鈍くさいとはずいぶんなもの言いですが、しかし今この場面でくじ引きに向かわせるのは相当に思い切った賭け、言ってしまえば捨て鉢な行動でした。
 なぜなら、現状くじで当たり扱いされ出てくる確率が高まっているのが赤のキャラクターであり、課題曲と色が違っているから。たとえ当たり枠を引き当ててもその子が出てきたなら、目的が今のイベントのスコアアタックであればむしろ外れ扱いされてしまうのだから、気の毒と言うほかはありません。なぜ無用な排斥意識を持たせようとするのか、運営は配慮が足りない。こういうのは色を合わせるか、せめて彼女を特集するのをやめればいいのです。
 だからこそ、そのブロッカーをすり抜けて来てくれた貴音(たかね)は本当にありがたいと思う。Xbox360時代にはいなかったこのアイマス中期メンバーにはあまり面識がなかったけれど、エピソードを見ていくとミステリアスで面白い。
 このように、それぞれのキャラはかわいくできているし、イベント付属の話を見ても面白くもあるのです。ただそれらを総合的に扱うやり方、力の入れ方の加減が全くうまくない。
 1曲ごとに、途中の踊りの見せ場が用意されていて、そこまでにフルコンボだったかそうでないかで踊りの種類が違うのです。その努力はまことに頭が下がるけれど、新曲供給ペースに自ら足かせをはめる要因にもなっているだろう。
 細部に神が宿る一方で全体を見渡すと輝きが失われる、その辺が鈍くさいと感じる所以で、それでも付き合ってみればそれなりに面白いこともあるんじゃないかなと、賭けに勝たせてもらった気分の良さも込みで思え始めています。

 思わぬ新加入メンバーの育成と実戦投入で演奏を繰り返すこととなり、結局今週はそれなりにこのタイトルを遊んで過ごすこととなりました。緑服の事務員さんが管理している方の『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』にあれだけ良くしてもらっていながら。
 正味の話、今後1枚もくじが当たらなくても文句を言えないレベルで楽しませてもらっています。それは常日頃感じつつ、それでも、ふとした隙によそ見をしてしまうことがあるのだなあ。それが浮気性というもの。
 ゲームだからどんなに浮気しようが個人の勝手で許される話ではあるけれど、一つに絞れないというのは性格上の共通点があるのだと思う。どのアイドルゲームにしたって一番好きな一人を決めることはできていないし、それは表明に伴う責任みたいなものを、どんなに薄くても、自意識過剰だとほとんど理解しているはずなのに感じてしまい、忌避しているためだろうから。
 それはもう、中身は同じ人なのだから、いろんな事柄に当てはまるのだと思います。



8/16(水)

 『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』のイベント「スコアマッチ」で淡々とフルコンボを積み上げていく自分との戦いを、お盆の時間がままならぬ合間を縫って頑張ってしまいました。
 頑張るというのは個人的な感想だけれど、総計11万点を積み上げて累積点で上位1万位内に入っているので、相対的にも頑張ったと言えるかと思います。1回500点前後だから、10日の期間内で約220回遊んだことになる。1日平均22回。そう書けば大したなさそうだけれど、1回3分を22回だから1時間、毎日に分散できなければ集中して遊ぶ時間を取る必要があって、それがきつい。この回数は面白がれる上限だと感じました。
 最もきついのは、長く遊んでいると降ってくる音符が目で追えなくなってくること。やる気が満ちていても体力に限界が来ます。特に、音符の移動速度を速めるのは、正確さを高めてフルコンボしやすくなる反面、出現からタイミングを捉えるまでの時間が短いので、目を通した処理の速さから負担が大きい。
 ゲーム内設定で9段階目が最もタイミングの合うスピードだけれど、それだと1時間は保ちません。8段階目に下げると、ジャスト押しのタイミングは取りにくくなるけれども目への負担はぐっと楽になる。本当に驚くほど変わります。

 画面から情報を受け取って指が押すまでの処理に使う能力が違っているのですね。スピードへの対応は反射神経や動体視力、多数のオブジェクトを連続的に処理するのは短期記憶力。同じタイトルを遊んでいても、最近は後者にかかる比重が増してきているようです。あるいは前者が衰えてきたか。
 楽しめるように、それでいて負担が少なく遊ぶのが良いですが、遊びなのだから楽しめることを優先にしないとやる意義がない。やれる範囲でスピードについていきたいと思います。
 一方で、短期記憶力を高めるか、難しいタイミングを合わせることに面白さを見出す、というのも一つの方向性だ。いよいよスピード勝負が厳しいと感じてきたら、そちらに照準を合わせることも考えます。その際の教材には『ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング』のnバック計算が適切であると強く感じている。ずいぶん前にやめてしまったけれど、また取り組むときがあるかもしれません。



8/6(日)

 いい曲に触れることが多かったものだから、この1ヶ月ばかりで、そらで数曲歌えるように練習していました。
 そのうちの1曲は、ベスト盤を買ったら実は最前のアルバムにも入っていたのを知ったスピッツの「雪風」で、イメージ的にはこの曲は、先に出たアルバムに一緒に入っていた「みなと」と対になっている曲だと感じられて(「雪風」が彼岸の人、「みなと」が此岸の人、かつて親しかった両者が、大きな隔たりを経てなお、思いが届くとは信じられぬままに、でも届いたらいいのにと祈っていると感じられて)、勝手に読み取ったものかもしれないけれどもそういう趣向も込みで好きになりました。
 というときに思い浮かべているのは、昔の『アイドルマスター』の派生曲「隣に…」「フタリの記憶」の組み合わせで、1曲じゃできない芸当には味がある。

 また別の1曲は、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』で初めて聴いたときから好きになって、レンタルCDもまとめアルバムも出る気配がないからやむなくシングルCDで購入の運びとなった「Radio Happy」という曲です。
 これはもう、喉を持っているなら声に出して歌っていきたい、このゲームで一二を争う良い曲だと思います。ふつうのシングル価格じゃなくてたった600円だったよ、すぐ買えば良かった。
 と、喜び勇んで歌詞を習得しようとしたところ、ちょっと覚えにくい歌詞だと改めて気づきました。1番・2番の別のパートで同じフレーズが使われているのですね。これはただ韻を踏むのに利用したといったものではない意図があると思う。
 具体的には、調子を狂わされる配置で歌詞が繰り返されていることからして、この曲は「ラジオの形をした女の子の曲」なのだと思いました。
 『デレステ』の個人曲は、その歌い手のパーソナリティが反映された歌詞であることが多いのだけれど、これに関しては、ラジオの向こうで視聴者を励ますというよりは、いっそ一緒にくっついていきたい、お供にどうぞ。そんな意識を持った一風変わったラジオのお話を、底抜けに明るいキャラクターの歌い手が演技しているのだと受け取ります。
 ラジオとしては変わっているから、たまには本来の性能にない妙な繰り返しも流してしまうかも知れない。でもその分、唯一無二の気持ちが内蔵されている。
 曲で励ましてどこへでも連れて行く、という誘い文句で、私をどこにだって連れて行って欲しい、ということなのですよ、これはきっと。
 というときに思い浮かべているのは、遠い昔のファミコンのRPG『Mother』でたしか作者が言っていたと記憶している、「電話の形をした父親の物語」というフレーズです。あのゲームではデータをセーブするために据え置き電話を介する必要があり、そこでのやりとりが父親との会話の形を取っているのだけれど、それを「遠くにいる人とのやりとり」ではないと定義したのが強く印象に残っていました。ゲームの中身はあまり覚えていないのに。
 電話の形をした父親がいるなら、ラジオの形をした女の子がいたっていいじゃないか。

 ときに、プロの歌手でも他の人の曲をカバーするのは珍しくないけれど、そのときに必ずしも原曲のキーに合わせることはなくて、自身に合った歌い方をするのは、歌う側の主張として当たり前と思っていましたが、それ以外にも、借りてくる曲に引っ張られすぎない狙いがあるのではないかと思いました。
 原キーで歌う練習をしていると、音域がそちら側に寄ってくる。本当に才能があるなら音域は広がるのかも知れないけれど、凡人の自分ではスライドします。
 ここしばらく、非実在アイドルの曲を修めるのに注力してきた結果、スピッツでも低い側の音を出すのがだんだん難しくなってきていることに、「雪風」を歌ってみて気づきました。
 これはまずい。スピッツの音域を失うのは心のよりどころを失うようなものだ。ちょっと戻さなければならない気がします。
 低い曲を練習すればいいんだろうか。人の喉にそんな柔軟性があるのかな?



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