ゲーム+α日記(2020年8月)

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8/30(日)

 ここ最近急速に盛り上がっているのが、『みんなで早押しクイズ』の自作クイズ出題機能。
 ついにこんなものに手を出しました。

 もっとも、正解率の低い出題によって半ば強制的に知識を叩き込まれるのと違い、出題はその時点の自分の実力以上のものは出せないため、こちらの方こそ知識の引き出しが問われる。
 細かく分け入っていけばいくらでも知られていない問題を切り出せるだろう、しかしそれでは知的好奇心がくすぐられない。かといって、ある程度説明できるからと知っている範囲から出題しても、それが解答者を満足させられなければ、面白がってもらえなくてそれも興が削がれる。
 問題を出されるという受け身でない分、普通に取り組むには敷居が高く、簡単には踏み出せない領域です。
 しかし、特殊な事情によってその敷居が一旦ほぼ0にまで押し下げられることを知った。それ以来取り組み始めました。

 それは、この出題によるゲームマスター機能を流用した「追放ゲーム」なる遊びが蔓延しているのを、このゲーム内で目にしたことによります。
 どうもそれは、クイズを解くことには主眼を置いておらず、事前に設定した順番に当てはまった早押し順の回答者が脱落する(マスターによって追放される)、そして最後まで運良く残れたら勝利、という体のものらしい。
 決まりの緩い広場を利用した遊び方の一つとしてそういうのもあるのか、と了解はしたものの、クイズが関係してこないという点が引っ掛かる。いや、クイズを解いた上で、回答が遅すぎたことをとがめられるのはまだ分かりますが、完全に運を天に任せるのはどうなんだろう? そうやって遊ぶなら、ここでなくてもいいんじゃないのか?
 ということで、きちんとクイズができるように、この手のプレイヤーをいざなう準備を始めました。それが、「追放」をテーマとして問題を作るという縛り。これなら胸を張って「追放に関するクイズ」、略して「追放クイズ」と銘打って、より場の空気にふさわしいものを提供できる。
 もちろん、クイズを解くつもりのないプレイヤーだけでなく、少数ながらきちんと遊びたい人もいるので、その向きにも応えられるよう、まともな問題と答えにしていきたい。

 この縛りを始めてほどなく気づいたことですが、縛り自体は大変に面白い。どうやって「追放」を絡めてクイズにするか。いろんなジャンルを揃えたいので、ときにはこじつけであっても良しとします。ただし当初の「分を超えた出題はできない」課題が立ちはだかる。
 ここで残念なことに、追放という事象には追放する人の意志が必ず絡むので、自然現象を扱う理系問題とは相性が悪いのです。どうしても理系の色を出したければ、専門用語に導く文章問題にするか、がんばってこじつけるか。前者は特に理系問題ではないので、後者の底力に賭けているところ。難しいですね。
 裏を取るために調べるのは主にWikipediaに頼るのだけれど、中には偏った記述のものがあったりして、必ずしも全幅の信頼を置けるものではない。例として
アンガーマネジメント。内容まで踏み込まれていなくて周辺の事情ばかり記載されているのが不自然だと思ったら、どうも関係者が執筆に乗り出しているらしい。
 これはつまり、内容が書かれているとそれをネタにしている彼らの商売に差し障りがあるから、なんだろう。利害関係にある当事者が手を出してはいけないと思うんだけれども、生きていくためにはしょうがないのかね。ご丁寧にWikipediaのページでは外部リンクの先頭に貼ったりもしている。自作自演がばれたら信頼が失墜するだろうに。少なくとも自分はここを信用しない。

 こうやって作られた問題は、主に夏休みが適用される年代の人たちに供されますが、やはり識者の見解は欲しいところ。
 たまに最後まで付き合ってくれる人がいて、こんなひねくれた性根の現れに時間を割いてくれることにいつも感謝しています。正解してもらえればとりあえず意味の伝わる問題文は作れていると分かるし、イメージの割に正答率が低ければ出題に問題があると推測される。
 やはり自分の無意識に、ここまでは知っているはずだという前提があるのです。そこを正せるよう、解答状況を見て細かく手直ししていきます。
 おそらく夏休みが終わればこのしょうもない流行も収束するんだろうから、そこに寄生してのこの発案もそれまでの楽しみ。これもまたオンラインならではの遊び方なのだと、自分の知らない世界があることを改めて思い知らされています。



8/16(日)

 お盆の間にあれこれやれることはあった気もするけれど、一番長く費やしたのはWikipediaを見ている時間だったように思います。
 『みんなで早押しクイズ』の振り返りのあれ。どんどん時間が過ぎていく。
 なんと金のかからない余暇のつぶし方だったか。

 しかし、行った先での用事が決まっていなければ、たとえ長時間移動したところで、到着先で疲れ切って結局だらけた過ごし方をしただろうし、たまにはこういう無為さもぜいたくに享受してよいのではないか。
 そして勤勉なというか、休みに入るのを待っていたように体調が崩れもしました。それで1日が寝て飛んだけれど、それだって、そのように食欲がない日があったから、辛うじて体重が連休前後で変わらずにすんだのかもしれない。
 いいように物事を考えるのも、今後身に着けるべき技であるように思いました。



8/2(日)

 『みんなで早押しクイズ』で出題された過去問を振り返ることができて、そこに解答に関するWikipediaへのリンクが貼られているのは、よく考えたというか、調べるための一手間を省いただけといわれるかも知れないけれど、共有知識へのただ乗り感がすごい。
 Wikipediaはたまに寄付を募っているけれど、このアプリが少しは貢献してあげているんだろうか。調子よく利用だけさせてもらっているのではあるまいな。

 そこに疑念を持ちつつ、結局は使ってしまう。
 誤答した問題を丹念に復習していくことで、以前ならストレートで叩き落されていたSランクでの生存率が1割ほどまで上がったようです。
 通算正答率30%未満の出題がほとんどのため、ほぼ答えられない。おおむね全てについて詳細を見ていくことになります。おかげで、歴史ものの問題から端を発して、長く続いた政権の最期は洋の東西を問わず悲惨なものだと学んだ次第。
 Wikipediaのはしごなんて、時間がいくらあっても足りません。答えられないクイズゲームに固執しているよりはずっと有意義だとは思いますが。



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