ゲーム+α日記(2023年9月)

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9/30(土)

 先月に引き続きゲームについて書けるネタが少ないけれど、AmazonのKindle Unlimited、いわゆる読書のサブスプリクションサービスをお試しでやってみて、きっとXboxのゲームパスとも近い感想になるのではと思ったので、無理やりつなげるために書いてみた。

 Kindle Unlimitedは、選ばれた蔵書の中から好きに選んでダウンロードでき、手持ちの端末で読むことができるサービス。すべてではないので目当ての本がこのサービスに含まれていなければ買って読むことになる。
 何十冊もため込んで積ん読することはおそらくできなくて、ある程度の冊数を落としたら「返却」する必要がある。図書館のように取っ換え引っ換えしながら読んでいく。
 ちょうどそういう機会があったので(というか、2ヶ月100円の案内があったので)、執筆の敷居が低そうで価格に対する質が低そうな、よってこういうサービスに似合っていそうな(←偏見の塊)自己啓発本を片っ端から読んでみていました。

 その結果、どんどん読み飛ばして内容を正当に理解・評価できていないことに気が付いた。
 まず、今これらの情報を無料で目にしているという意識が、内容の価値を無意識にでも押し下げている。次に、これらがタダで読める期間は限られているので、少しでも合っていない気持ちを感じたら、そこを乗り越えて読み通そうという気が薄れて、すぐ別の本に行きたがる。
 図書館だって同じことではないかと思うけれど、物理的な移動や貸し借りの手続きなどがそれなりにあるため、少し敷居が高くなっている。そういった入手までの経緯が本を受け取る際の価値にも影響するのだと、今回改めて思い知りました。
 ジャンルがジャンルだから余計そう感じたのかもしれない。ある人にとっては良いアドバイスでも、別の人にはピンと来ない内容なことも多いだろう。だからこそ数多くに当たって個人的な当たりを見つける必要があり、そういう点でこのサービスに適したジャンルなのかもしれません。

 ただ、これと同じことがゲームにも適用されると想像した場合、間違いなく辛抱強さは減るだろうと感じました。初めてすぐ面白く感じないとして、その理由をゲームの方に押し付けて、ろくに攻略もせずに別のゲームに乗り換えてしまうのではないか、それを許容するシステムなのだから。ルールを新たに覚えなければならない序盤が最も面白くない段階だというのに。
 そういうことはしたくない。一本一本のゲームと正面から向き合いたい。ゲームの側からそっぽを向かれていると感じるまでは理解に努めたい。その感じ方の敷居を下げたくない。

 ということで、これからもゲームのサブスプリクションは利用しないんじゃないかと思っています。隅々まで遊ぶことを放棄するのは実績システムで十分で、自分からさらに楽しめない理由の創出を加速させなくてもいいんじゃないかと思うのです。




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