ゲーム+α日記(2023年10月)

'23年 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'22年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'21年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'20年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'19年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'18年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'17年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'16年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'15年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'14年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'13年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'12年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'11年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'10年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'09年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'08年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'07年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'06年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'05年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'04年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'03年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'02年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'01年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'00年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
'99年 12月 11月 10月 9月


10/15(日)

 日本にもいくつか釣りのゲームはあって、専用のコントローラーが別売りされるくらいには需要もあった。んだろう。遊んだことはおそらくなかったし、そのせいで釣りゲームの面白さが見当もつかないでいる。
 ここ最近
『Rapala for Kinect』なるゲームを遊んでいて、その経験を経た今でもこの感想は変わりません。これを釣りゲームに含めてよいのかも分からない。体を動かす理由が釣りを構成するあれこれの要素からではなく、モーションとして示される画像に従っているのがほとんどだからではないかと思います。

 水面を目の前にするところから始まり、ルアーを狙いの位置に投げるパート、魚を引っ掛ける努力をするパート、引っ掛けた魚と格闘するパートという3段階から構成されていて、時間内に釣果を競う。
 これだけなら釣りの各段階を落とし込んでいていいんじゃないかと思うし、キネクトゲームの割にはきちんと遊べるものだとは思います。Xbox360のキネクト採用品でこの「遊べる」という期待は果てしなくハードルが低いので、そのさらに下を潜ってこなかっただけ良しと思っている。
 しかし、どの魚がかかるかが基本的にランダムと思われるため、高得点が取れる品種の・大きさの魚を狙って釣り上げるといったことはほぼできない。辛うじて水面に魚の影が映っており、そこにめがけて投げればその大きさの獲物がかかる可能性が高まるっぽいのだけれど(ここは数少ない釣り情報からの行動決定)、それ以降はルアーを左右に振るのも、魚を弱らせるためにいろんな方向に引っ張ったり殴りつけたり変なポーズを取ったりするのも全て直接的な画面からの指示によっていて、魚の動きなんて見ている暇はない。
 腹立たしいのは、ごくたまに泳いでくる黄金の影を持った魚が、見えるだけでまず捕まえられないこと。いるのは分かっているヌシ的なやつを釣り上げられないで終わる虚しさを表していると解釈すれば、ここも数少ない釣り関連の情報ですが、そんな負の感情を忠実に寄越してくれなくてもいいんだよなあ。

 釣りの合間にはなぜかボートレースが挟まり、特殊アイテムを入手できればそれ以降の釣れやすさに寄与する。これもまあ、ミニゲームだしいいとしよう。
 不満の大部分は、指示されるポーズを読み取ってくれないことがあるというカメラに向けられるものなので、もう少し改良されれば遊びやすくはなるんだろうと感じます。積極的に1番目には選ばれなくても、ラインアップとしてあってくれればありがたいという感じのゲーム。

 ところでこのゲームを作ったのはナウプロダクションというところらしく、スタッフロールが軒並み日本人の名前だったので調べたところ、今も残る日本の開発会社でした。
 開発実績を見たところ、ソーシャルゲームも多く手掛けているようだけれど、最近そうなっているようにコンシューマーに戻ってきた方が良いのではないか。そこそこ遊べるものを作る人たちを養える土壌が今の家庭用ゲームにあるのか分かりませんが、今もって生き延びていられているのだし、ソーシャルゲームよりは合っていると思われる、というかソーシャルゲームは合っていないように思われるので……




Back

inserted by FC2 system